ジゼル・アラン (1) (ビームコミックス)

著者 :
  • エンターブレイン
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047266285

感想・レビュー・書評

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  • 以前fellows!を購入した時に、気になった作品だったので今回購入。

    お嬢様でアパートの大家さんのジゼルが、何でも屋として活躍するお話。
    世界観は、20世紀初頭のヨーロッパだそう。
    ジゼルの真っ直ぐさや、作品から伝わってくる温かい雰囲気が素敵。
    絵もきれいです。
    ジゼルの相棒で、年齢と身分違いの恋に悩むエリックくんもいいキャラ。
    乙嫁語りと並んで、この雑誌で人気が出そう。
    続きが楽しみな作品がまた一つ増えました。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「絵もきれいです。」
      なので、とっても気になっている作家さん。
      先ずは単発の「月夜のとらつぐみ」から読もうかな、、、
      「絵もきれいです。」
      なので、とっても気になっている作家さん。
      先ずは単発の「月夜のとらつぐみ」から読もうかな、、、
      2013/01/11
    • ぴよこさん
      レスが大変遅くなりました;;
      短編集「月夜のとらつぐみ」は「ジゼル・アラン」より若干読み手を選ぶ感じがしますがこちらも雰囲気があってよかっ...
      レスが大変遅くなりました;;
      短編集「月夜のとらつぐみ」は「ジゼル・アラン」より若干読み手を選ぶ感じがしますがこちらも雰囲気があってよかったですよ。
      2013/02/20
  • この時代にこういうお転婆な女の子がいたのかもなあ、と想像するとすごく楽しい!!
    ジゼルちゃん14歳か15歳くらいかなーと思ったら13歳…だと…ニアピン…かわいい…

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「お転婆な女の子」
      そう言う話なのか!
      表紙に惚れて衝動買いしたけど積読中(完結してから一気読み予定)
      「お転婆な女の子」
      そう言う話なのか!
      表紙に惚れて衝動買いしたけど積読中(完結してから一気読み予定)
      2013/07/18
  • ■書名

    書名:ジゼル・アラン (1)
    著者:笠井 スイ

    ■概要

    「その仕事、私が頼まれようか?」20世紀初頭、ヨーロッパ。主人公の少女の名は、
    ジゼル・アラン。アパートの大家をしているジゼルが、ある日“何でも屋”を開業。
    店子のエリックを助手に、さまざまな依頼をこなしていくものの、
    お嬢様育ちで好奇心旺盛なジゼルは、何かと暴走しがちで――。無理矢理仕事を
    手伝わされるエリックをはじめ、個性豊かなアパートの住人たちを巻き込んで、
    ジゼルお嬢様の可憐で、危なっかしい活躍が始まる。新星・笠井スイ、待望の初単行本!
    (amazon.co.jpより引用)

    ■感想

    「お嬢様×何でも屋」がテーマの漫画です。

    前から題名は知っていて、気になってました。
    今回、1-3巻まで、安く変えたのでとりあえず読んでみました。

    よくあるお嬢様と意外な何か系のテーマですが、漫画は丁寧です。
    絵も丁寧ですし、物語やキャラクターもしっかりしています。
    主人公も主人公として、考え方に軸を持っているので、楽しく読めます。

    綺麗事だけで世の中渡っていけないけど、そこを貫き通すために知恵を絞って
    解決策を見つけていく手法となります。

    一巻は、登場人物紹介という感じですが、今後も面白そうです。

  • 期待しすぎたのがいけなかったのか…個人的にはあんまりでした。
    どこかで見たことがあるような話と言う感じです。

  • 薄い!まず時代背景が全く伝わって来ない。帯の説明だけで終わらせようとする雑さが既に間違ってる。絵も書き込みが足りない感じ、んで何でも屋開業の目的も良くわからん。例えば、決めどころ!ってとこでも全く心に響かない。こういった思い立って即行動を取るってのを題材にした作品ってどこか心に響くものがあるもんだけど、それも薄い。つまらん作品だな

  • すごく和みます。ジゼルが可愛くて!
    ジゼルを取り巻く人間関係に目が離せません。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      絵に惹かれている先ずは「月夜のとらつぐみ」を読みたい。。。
      絵に惹かれている先ずは「月夜のとらつぐみ」を読みたい。。。
      2012/08/04
  • 20世紀前半フランス。大資産家の娘であるジゼルは、まだ幼いながらも自らの意志で裕福な家を飛び出し、古アパートの大家を務めながら一人暮らしをしています。物語は彼女が「何でも屋」を開業するところから始まります。家賃を滞納しているアパートの住人エリックを無理やり助手に任命し、街の人々の問題を解決しようと奮闘するジゼル。依頼者も同アパートの住人に始まり、花街の人気ストリッパー、孤児などバラエティにあふれる面々です。

    様々な問題の解決口は、ジゼルの子供ならではの物の見方から生まれます。彼女の理論は取るに足らない子供の発想だったりするんだけど、スッキリしていて強いインパクトがある。自由な魅力とその幼さが紙一重の所で絡まって、立ち振る舞いは不思議と色っぽい。

    ジゼルの事を想いつつ彼女に足りない所を理解し、それをちゃんとフォローしている助手のエリックが良い仕事してました。ジゼルはまだ幼く、エリックも保護者的な所があるので、ただの恋愛感情だけでは語れない2人の関係がおもしろいです。
    ヨーロッパが舞台なのに主人公がどうして黒髪おかっぱなんだろう?とちょっと不思議でしたが、読んでるうちに気にならなくなりますたぶん(笑)

  • 「森薫にそっくり…」と思ってとりあえず放置していたことを激しく後悔する。
    大変良い。子ども特有の傲慢さと、それを見守る大人たち。
    細部に物語が宿る、とてもほんわかするユートピア。

  • 舞台は(おそらく)英国ヴィクトリア朝末期。名家の生まれのお嬢様育ちらしい少女「ジゼル」はなぜかアパートの管理人。急に思い立って「何でも屋」を開業し、まわりがそれに振り回される、というお話。

    森薫「エマ」が好きな人ならおすすめ。おそらく作者も森薫には影響を受けているでしょう。作者はおそらくこの時代の英国の習俗が大好きと思われ、描写にもマニアックな愛着が感じられます。こういう少女が主人公の場合男性漫画家だと「萌え」の方に言ってしまいがちですが、こちらも森薫と同じく女性ならではの感性で品のよい「守ってあげたくなる女の子の可愛さ」が描けています。

    ただ作品の時代背景としてはエマに近いが、エマが長編のドラマチックなストーリーがあるのに比べこちらはなにげない日常を描く作品なので、作風としては「乙嫁語り」に近い感じ。

    私はヴィクトリア朝英国の習俗、そしてこういう日常系を丹念に書いた作品は大好きなのでこの作品はお気に入りです。が、ドラマチックなストーリーを求める向きには「よく意味が分からない」と思われてしまうかもしれません。

  • つまらない、てか単純にこういうのはやっぱり合わないだけかな。空気を楽しむとか感覚で楽しむみたいな漫画は苦手。

    やっぱり皆これを読むと森薫先生の作品を連想するんだね、乙嫁語りも駄目だったなぁ。

  • よく言えば丁寧な描写、つまりはテンポが悪い。
    森薫が好きな人は好きなテンポかと思うが、
    森薫のように空気を味わうノーカットフィルム的ではなく、
    どこを切っていいかわからないから全部描きましたという感じ。センスの問題だろう。
    また、主人公が世間知らずという点を差し引いてもただのわがままで共感が持てない。
    具体的に年代や場所が特定されていないところからも
    詳しい人に細かくつっこまれたら困るという雰囲気が漂う。
    例えば「子供の前で煙草を吸うな」というお嬢様の逆ギレセリフがある。
    仕事場に勝手に来て抗議をし出して、論点と違う所で逆ギレするセリフで
    共感もできないのだが、このような雰囲気の時代であれば煙草は嗜みであり
    子供の身体に悪いなどと判断するのは現代人の感覚である。
    このような細かい違和感が1冊の間に満ちていて読んでいてガッカリした気分になった。

  • お嬢様イィ!(´Д`)

  • エリックキショ、面白みもないから近くにいないでほしかった。
    大人の女のほうがよっぽど守ってくれる。主人公は糞ガキだが、エリックがいちいち癇に障る。大人になればできること増えるって、糞ガキがしらんわけないだろ。白けすぎて…誰?になった。本買うシーンとか、一連のストリップとかちょこちょこ良いけど、エリックの余韻で入ってこない。ざんねん!

  • あるアパートで何でも屋を始めた女の子の話。

    どうやら金持ちのお嬢様が実家を逃げ出してやりたかった事をやる話みたい。
    生活費はどうしているのか、何があって実家を出てきたのか。
    これから語られるのかな?

    のんびりと穏やかな雰囲気が良かったです。

  • アランの目がいいな、ものすごく表情がある。

  • コミック

  • 20世紀初頭のヨーロッパ、お嬢様が何でも屋をはじめた。各話が諺や決まり文句をタイトルにしており、全体に良質なミステリの味わいがあった。これは次の巻も読まねば!

  • 116p
    何でもない一コマの可愛らしさよ。

  • お嬢様だと思われる女の子が、とあるアパートメントの大家兼何でも屋を始めた話。
    何となくほのぼの。

  • 一話完結型で読みやすい。
    世間知らずのお嬢様が、いろいろやってみたいと始めた何でも屋。
    失敗もするけど、天真爛漫で意思が強いところが良かった。
    ジゼルはいくつなんだろう?
    幼女というほど若くはないと思った。

  • う〜ん。面白くはないこともないけれど、続きを買おうと思わない。どうせこのまま進むんでしょ?ってくらいメリハリが感じられなかった。連作だけど一巻で飽きました。

  • 子どもが大人になる家庭を描く物語は好きだな。『よつばと!』を思い出す。方向性はまったく違うけど。何より絵が綺麗。

  • 古本で見つけて購入。
    前からカバーイラストが気になっていたけど、どんな話なのかがわからず、購入を見送っていたもの。

    目新しいものはないけども、このほんわかした世界観がとても心地いい。
    煙突掃除は、貧困層の典型的な児童労働だったから、そのやり方を知らないなら、エリックも中産階級なのかな?

  • お嬢様のアランジゼルが「何でも屋」を始める。でもさすがお嬢様。仕事のはずが自分の信じる方向にしか働かない。だから衝突もあるが、最後はみんなが笑顔になる結末に。「宇宙に連れて行ってくれ」という難題の解決方法はすごい綺麗だった。

    絵がいいね。ジゼルが素敵に成長してほしい!

  • ぱっと見の絵柄が「エマ」だと思ったが、読んでみると、世界観、空気感、いずれもリスペクトに溢れた良作。
    オマージュでも無く、ましてやパクリなどでは全く無い、異なる作家が同じ世界を描いているような、かなり稀な現象。

  • ジゼルお嬢様をひたすら愛でる漫画です。
    20世紀初頭のヨーロッパという舞台背景、フェチズムを感じるような緻密な描きこみ、森薫の『エマ』と作風がかなり被っています。
    ですが、ジゼルお嬢様があまりにも愛らしいので・・・。
    そんなことはどうでもいいと思えてしまうのです。

  • 何だろう…『よつばと!』と似たような読後感(笑)。

    背景は違うけれど、若くて勢いがあってかわいくて
    常識が通用しないお嬢ちゃんと、
    それに振り回されつつ何となくいい話に収まっていく
    周囲の人々…という図式がね。
    (ジゼルの口調も一因ではあると思う)

    顔見せ、そして世界が紹介されていく初巻。
    ラストエピソードから匂わされる
    ジゼルのバックグラウンドが気になります。

  • 世界観、絵が好きです。主人公のジゼルがかわいい。

  • ジゼル頑張る。

  • のんびり読めるカワイイ探偵物。
    話自体はまったりしていてテンポがいいわけではないし、広がりのある展開が少ないのでゆったり好きな人にはおすすめです。
    森薫作品に絵も展開も似ているので、エマなんかが好きな人にはかなりおすすめです。

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