- Amazon.co.jp ・マンガ (170ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047267619
感想・レビュー・書評
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今時の作品の中では、ある種の力を持っているとは思うが、最近、どうも悲劇的なストーリーに対して心が動かなくなってきた。実話なら事実として受け入れ、その重さに震えを感じるのかもしれないが、一定量の残酷な出来事がこうも連続すると作者の恣意的な作り物の香りが強くして、さめてしまう。もちろん創作物なのだから作り物なのは当たり前なので、正確にいえば作品へ没入できない。
狼の口と呼ばれる関所の番人が主人公なのだから、そこに歯向かう連中が次々倒されるのはまあいいが、結局それに対抗できる主役がほとんど登場しないため(前巻で生き残り、巻末に再登場したアレなんでしょうけど)、サイドストーリーばかり読んでる気分。今回は準主役と思っていた女性も死んでしまい、またリセットされた感じ。こうなると今後関所が破られるようなエンディングを迎えても、どうでもいい気がしている。
思いもよらない展開がまだあるならと3巻目は購入予定だが、いい意味で期待を裏切ってくれるのかどうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
"この人が軸で物語も進んでいくのかなぁと思っていた人物も命を落とした。
少しずつ物語のスピードが上がってきた。" -
全員が役割を持ったただのコマ。
表紙を見てまさかとは思ったけど、やっぱりね、だった。
長いイントロダクションだった。
主役はあの有名人の息子に移っていくんだろうな。
かなりの頻度で残酷描写が続くけど、この直接的な表現が必要なのだと言い聞かせて読んでいる。 -
レビューはまとめて、8巻で。
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続きは気になるけどかなり容赦ないので、またしばらくいいや…
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最初はムチによる拷問。
居酒屋のハンスは綺麗な妻がいたけど中々うまく仲がいっていなかった。
で、なんとかして機嫌を取ろうとする。指輪を欲しがっていたので汚い手段を使って大金を手に入れる。
そして、なんとか機嫌を良くしてもらった。だけど、お金を手に入れる手段が悪かったためばれて逃げる。
そこに狼の口の関所へいくことに。
そして、次の回は旅芸人女の親子。狼の口を通ろうとするものの、母親の行動が裏目に出てしまう。
宿屋の女将が娘の行動が気になり助けることになるが…。なんとも過酷な世界だ。 -
表紙の女の方は、ずっと傍観者としていると思ったのに予想外でした。