ききみみ図鑑 (ビームコミックス)

著者 :
  • エンターブレイン
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感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047268470

感想・レビュー・書評

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  • 音が「見える」ってのはこういう事かなと思った。奪われた歌とごきげんようがよかったです。

  • 音を漫画で表現するところが新鮮でした。

    内容は満足させられるものばかりでした。
    ただ、個人的には画をもっと丁寧に書き込んで欲しかったなと思います。

  • 力強さをひしひしと感じる画だと思いました。奪われた歌、秘密の合言葉、が特によかった。

  • 「天使の声」
    なぜこのお話が気にかかるのかというところに、きっと憧れだとかそういうものが詰まってるのかな。

  • マンガというメディアで音を表現しようとする意欲をすごく感じる。「始まりのリズム」は特にそういう意図を感じて楽しかったなぁ。
    これを読んで聞こえてくる「音」は読み手によってまさしく「十人十色」になるのだなぁ。

  • “「お久しぶりですお姫様
    ずいぶん時間がかかってしまいましたが
    あなたを助けに来ました
    さあ 外に出ましょう」

    「………先生……」
    「うん?」
    「恥ずかしいからやめてくださいよ
    楽器に話しかけるの」
    「何 言ってんだ 前置きなしじゃ嫌われるだろ」
    「女の子口説いてんじゃないんスから」”[P.46]

    「視える音」
    「奪われた歌」
    「始まりのリズム」
    「天使の声」
    「秘密の合言葉」
    「空っぽの音」
    「クロウタドリの旅」
    「凪の音」
    「視える音リプライズ」

    目から音が聴こえる感じ。
    どの話も良かった。

    “それは
    「歌う」というにはずいぶん弱々しくて
    まるで
    ひいおじいちゃんの体の中に入ってきた音が
    あちこちぶつかって
    かろうじて口から出てきた
    そんな感じだった
    だから
    「やっぱりひいおじいちゃんは空っぽなのかも」
    と思った”[P.152]

  • 「音」をテーマにした短編集。
    時代も舞台も違うとりどりの音楽にあふれているのに、不思議ともの静かな印象。

    この登場人物たちで続きが読みたいと思わせるけど、足りない感じはなく、
    短いページ数の中で物語が丁寧に綴じられている。

    「秘密の合言葉」が好き。
       私たちにしか
       わからない言葉
       たくさん持ってたの
    なんて、グッとくるじゃない。

  • 音楽にまつわる連作的な短編集。
    どれもその先が気になって仕方ない。短編として凶悪でw最高。
    短編集だけど音楽で括ってあるのでボリュームある感じ。
    1話目の音が視える少年の話が特に好き。

  • 音楽にまつわる読み切り集。ごきげんようの話が好きだった。

  • 「ごきげんよう」の話がとてもよかったです。
    全部音にかかわる話が載ってます

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