双界幻幽伝 出逢いは前途多難! (ビーズログ文庫)

著者 : 木村千世

• エンターブレイン (2011年4月15日発売)

作品紹介・あらすじ

死者の霊=幽鬼が見える、少し風変わりだが可愛い天然公主…巷で噂の少女・朧月だが、その実態は超後ろ向きな"引きこもり"少女!そんな彼女のもとに、劉蒼刻という、顔はいいが少々無愛想な武人がやってきた!幽鬼を見る能力"双界の瞳"を持つ朧月に、とある依頼があるらしい。外に出るのは絶対にイヤだとぐずる朧月を、「とりあえず連れ出せば、あとはなるようになるだろう」と、無理やり担ぎ出してしまうが-!?やる気ナシ公主とワケあり武人の、愉快痛快中華ファンタジー開幕。

感想・レビュー・書評

[psycheNさんの感想 · 2018年10月21日]

幽鬼を見ることのできるが、生きている人が怖いといってひきこもりまくりの朧月を、さらうようにして連れ去った武人の目的は？ミステリ要素もあり、なかなか面白かった。三人の男性キャラの使い分けもよいですね。これは続きが楽しみ。

[ぱちこさんの感想 · 2014年8月5日]

ツッコミ系俺様デレ武官×引きこもり卑屈全自動ボケ製造機公主の凸凹譚。ヒロインが消極的というか、究極に卑屈で負の方向へ積極的な感じなのを、ヒーローが突っ込みを入れつつ引っ張っていくというオリャー系ラブコメでした。ヒロインがかわＥ。あとがきにも書いてあったけど、スナック感覚につまめるラブコメってやっぱりとてもよいものですね！
しかし既刊１２巻（以後続刊）とは……残り１１巻にも渡ってヒーローの蒼刻さんがひたすら生殺しの目に遭うのか……おいたわしや…… 。

[mousemickeyさんの感想 · 2014年6月28日]

主人公がびっくりするぐらい引きこもりというのがよかった。
なんか、わかります。そうだよねなどと。

[永杜さんの感想 · 2013年10月29日]

幽鬼が見える可愛い天然公主、という噂を兄によって巷に流されているが
単なる後ろ向き引きこもり少女。
そんな彼女の元にやってきたのが、無愛想な武人。

必死（？）の抵抗の果てに、住み心地の良い場所から
光あふれる、ついでに魑魅魍魎のいる都会に連れて行かれました（笑）
兄はシスコン、友人の幽鬼はテンション高く。
都会で出会った雲の上の人物もキャラが濃い。
この中で動いていると、無愛想武人と少女が
やたらに薄く思えるのは何故でしょう？ｗ

事件よりも、やたらに印象に残るどたばた状態。
最終部分はシリアスだったというのに
何だか無意識いちゃつきがあったというのに。
内容を思い出すと、どうしても幽鬼な友人のいちゃつきぶりが…ｗ
あぁでももふもふしてみたい！

[aoiさんの感想 · 2013年9月24日]

生まれつき幽鬼が見えることがきっかけで、極度の引きこもりである妖朧月(よう ろうげつ)は、黒烏州刺史である異母兄の玄静心と細々と暮らしていた。しかし、朧月の能力を聞きつけ、陛下直々に依頼が届く。その迎えに来た劉蒼刻(りゅう そうこく)と共に都へ向かうことにーー。2巻読了を目指して再読。読んでるうちに色々思い出しました。両片思い、渋い張さんが1番好み(笑)など。以前の時より文章にそれほど嫌な感じはしなかった、最近漫画の読了が多いからだろうか？まあラノベらしい文体ではあるが。熱が冷めない内に2巻読まなければ！

[ユエさんの感想 · 2013年9月20日]

シリーズ1作目。

[雛織留季さんの感想 · 2013年8月30日]

現在3巻まで読了

[husigi-chanさんの感想 · 2013年5月21日]

花とゆめオンラインから面白そうだと電子書籍で読み始めてどはまり。
お互い意識してるのに気づいてないっていうもどかしさ。

[あこさんの感想 · 2013年3月21日]

おもしろかった。
画が綺麗。
あっちもこっちも美麗な人ばっかで目の保養～。
でもやっぱ張さん、サイコー。
まじ、だきつきたい～。

案外素直にラブラブになるもよう？
星彩の過去話はそのうちからんできそうだな。
あと、天祥のこころうちも。

こーゆー中華系のものはとにかく名前の読みが覚えられん。
とりあえず漢字の字面で読んでいくので、はたと名前を書こうとすると
全くでてこない。
まあ、読むのに不自由はないのだが。

ライトノベルはかるーく楽しく読めるのでやっぱ好きだわ～。
衣装とか、国のなりたちとか、凝ってるので
煌びやかで楽しい。

実は妹メッチャ大事な兄様がツボ。
手紙の量、半端ない。（笑）
蒼刻、嫁とりは、大変そうじゃのう。

[griffon09さんの感想 · 2013年3月14日]

蒼刻が思ったよりも明るいです。
もっと無口な武人かと勝手に思ってました。
良いとこの出身なのに、口も悪いしね。
朧月は想像通り、期待通りでした。
とりあえず、一巻で十分です。満足しました。