まおゆう魔王勇者 (5) あの丘の向こうに 特装版

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047276727

感想・レビュー・書評

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  • メイド姉が勇者に、青年商人が魔王に。そして二つの力を手にした大司教の野心が本家勇者と魔王に牙を剥く。執事、女騎士、女魔法使い、メイド長らの助けで光の精霊の元に赴き、世界を解放することができるのか。女魔法使いの人間に勇者魔王はもういらない演説や、女騎士の大司教への世界の半分じゃ狭すぎる啖呵、どれも胸が熱くなる。終わり方もいい。不満は最後まで魔王と勇者が全然進展しなかったのと王弟元帥がかっこ悪いことかな。

  • あーついに終わっちゃったなー

    DQ3やFF10をクリアしたときのような喪失感
    シリーズを通して世界が徐々に魔王と勇者の手を離れていった、多くの主要キャラが登場し、それ以上に多くのモブが存在した。誰しもが役割を演じ、そのバランスにしたがって世界は回る。
    勇者も魔王も司教も王も誰も彼もが関わり合い繋がりながら時が流れた。

    倒すべき悪を否定して始まった物語が結局、黒幕を倒さなければならない展開になってしまったのは少々残念だったかな
    とはいえ他にどのような幕のひき方があるのかわからないけれど

    さてこれからは本家を読むとするかな

  • こちらも書籍版を未開封のまま電子書籍版を読了。

    魔王と勇者の物語がついに完結。

    あの丘の向こうというのは、勇者や魔王すべてを押し付けるでなく自立し、夢や希望、そして絶望も内包した”明日”でした。

    3巻、4巻あたりで広がりに広がった風呂敷をどうたたむのかある意味不安でしたが、丁寧に丁寧にまとめ、優しいしめくくりは作者の愛情を感じます。

    「やみのはごろも」「ひかりのたま」そしてラーミア(不死鳥)DQ3のオマージュの部分は個人的にすごく盛り上がった。
    大主教vs女騎士のシーンではゾーマ戦BGMの脳内再生余裕でしたw

    外伝もさっそく読みたいのだけれど、電子書籍版はまだなのよね。
    早く配信されないかなー

  • よい作品だった。

  • とても面白かったです。最近読んだ中では一番な気がします。どのキャラもかっこよかったです。

  • DQっていいよね。

    丘の向こうには、次の丘があった、みたいなw

    とてもよい最終巻でした。

  • 一人一人が役割を果たし、たどり着いた『あの丘の向こう』

    世界はこんな簡単なことではないけれど、でもそうであってほしい。

著者プロフィール

『まおゆう魔王勇者』原作。

「2018年 『ログ・ホライズン 西風の旅団 11』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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