- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047279278
作品紹介・あらすじ
部活名:「もっと学園生活を豊かにする善男善女の会 部」 目的:青春を謳歌すること!
メンバー:(1)ちだね先輩。僕の愛しの青春☆ヴァカ。(2)繭。化学実験厨。ちだね先輩の寵愛を独占。僕嫉妬。(3)ユーリ。僕の従妹で義妹。暴力女。(4)雛子。エア参加。ガチ百合。(5)僕、花輪廻。女子扱いされるけどお願いヤメテ。
そんな「も女会」の活動はヘンテコでドタバタだけど、それなりに平穏だった。あの頃は、そう思っていた。あの少女【アイ・ド・ラ】に出会うまで、僕らの日常が本当は”不適切”だったなんて、知らなかったから――。
感想・レビュー・書評
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「機巧少女は傷つかない」でおなじみ海冬レイジ先生の新作。
最初はお得意のコメディって感じで海冬先生の作風にはやっぱ日常系が映えるよねとか思いつつ読んでいたのだが、中盤以降突然すごいことに・・・!
さすが「非」日常系と言われるだけのことはある。
赤坂アカさんのイラストもとても素敵です。
中身が気になったらとにかく読んでみて!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
死亡したら4次元世界から過去に干渉して現在を修正できるという
テレビゲームのAVGでとても既視感あるような感じのおなはし感 かんかんかん
ゲーム化がとてもらくちんそう
ライトノベルはキャラクタ小説として特徴を極端に付けた造形の登場人物で表現するの他に
その極端なキャラクタだからこそ話が展開される方向へすすむことを利用するものとあり
後者は「名探偵小説」もそうだといえるから(ライトノベル化すると超探偵になるのか)
ライトノベルだからというものではないが
ライトノベルらしいと文章からみなされる特徴でもある
ファミ通文庫はそういうのが多い気がするな(疾走する思春期のパラベラムとか)
と思ったが
レーベルというよりそういうのが書きかたい作者の個性の問題か -
はじめの3分の1ほどは珍妙な日常系部活の日々が描かれる。SOS会と例えると分かりやすいか。途中でいきなり時間ループ的な非日常に転換し、殺人が隣人になる。まるで「ひぐらしのなく頃に」のようだ。この変わり具合は嫌いじゃないが、どうにもちぐはぐに感じた。あまりにもサイコに過ぎる。
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予備知識一切なしで、ありがちな日常系ラブコメを想定して読んだら、良い意味で裏切られた。一見超展開だけど実は緻密な構成。ディテールは流行りもの風だが、根幹はライトノベルというより往年のジュブナイルっぽい。
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久しぶりの時系列移動モノ。
時間遡行を繰り返しながら別の事実が発覚してきたりする様子が良かった。 -
なんかすごい物語を読んでしまった気がする。続きが気になる
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1〜3巻読了。
だまされた!いい意味で(笑
ポストまどマギラノベ的な。
結構ヘヴィですが、三巻ラストまで読まれることをオススメします。 -
日常形かとも思ったけど、そんなことなかった・・ すっごいほのぼのしていたのに、途中から殺伐として雰囲気がガラっと変えてきたし、謎の伏線も出てきたばかりで2巻が楽しみかな