食いっぱぐれない「働き方」のテクニック (ビジネスファミ通)

著者 :
  • エンターブレイン
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047279629

作品紹介・あらすじ

雇用不安、エネルギー問題、増税、政治不信、TPP、円高…流通ジャーナリスト金子哲雄が、10年生き抜くサバイバル・テクニックを全公開。

感想・レビュー・書評

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  • 著者は流通ジャーナリストの金子哲雄氏。

    大学卒業後、大手石油会社を1年で退職し、
    現在の流通ジャーナリストとしてマスコミから引っ張りだこに
    至った著者の考えと行動を披露。

    「士」業として独立間もない人にとっても参考になると思います。

  • 金子さんのご冥福をお祈りします。

  • 亡くなった方だよなーと興味を持って借りてみた。

    プレゼンでは知っていることを6割、新しいことを4割にはハッとさせられる。
    知ってることを話しても仕方ない、と省略しがちで、なんで自分の話を理解してもらえないんだろうとよく感じていた。
    他人が知っていることも6割と多めに交えながら話すことを意識してみたい。

    上司は選べない。親だと思って割り切る。
    自分の場合、同期も兄弟だと思って割り切ろう!!笑

    困っている人を助ける、という気持ちで仕事をしていけばいいのだ。

    ちょっと思ったのは、メディアで金子さんの立ち位置をしている人は今誰なのかなー。もしや、空いてる?

  • 金子哲雄さんの本、顧客志向、実行力が大切というこを改めちて認識させてくれた。

  • 知のクラウド つまり、あらゆるジャンルに強い人達が集まってパーフェクトを目指すほうが良い。

    そのために、個人では仕事、あるいは仕事以外でナンバーワンになれる分野を見つけるとあるんだけど、3つあってもいいと思えた。ファッション 美容室 サッカーなど。
    好きなことには、マニアックにのめり込んでいく今の同世代は、これは出来るんじゃないかな?と思った。

    そして、その得意分野を発信しないと、ひと目につかない。ライフハッカーによると、専門家気取りではなく、「こんなんありました。」という共有の心がけが、情報発信の初心者は、いいそうです。

  • 「ホンマでっか」の金子さんを思い出しながら楽しく読了

    まるで、今も元気に目の前で語りかけてくれてる感じがしました

    「超お客様志向」
    お客様は何を求めているのか ホントに大事なのは何なのか
    「生きることとは、相手を喜ばせること」
    結局 みんな自分本位 自分優先 自己満足
    その先にお客様(相手)がいることを忘れてしまっている
    一歩先を見た、相手が期待している以上の事
    それが出来て初めて「仕事」となり
    喜ばせたご褒美が「お給料」なのである

    自分は名刺を持たない人種ですが(パートなので名刺はない)
    週替わり名刺とか楽しそう(笑)
    「購買促進フェロモン」とか。うんうん。わかるわかる~

    真似したい事 取り入れたい事が結構ありました
    バリバリのビジネスパーソンではないけれど
    非正規雇用でも「食いっぱぐれない働き方」のテクを盗んじゃお~

  • 経済状況が世界的に不透明で、「確実」や「絶対」のない時代ですが、世の中の変化や時代にかかわらず能力を活用し、今よりもさらに評価される力をみにつけるために何をすべきなのか、本書が少しでもお役に立てれば幸いです。
    (知のクラウド化とは?)……ひとつでもよいので得意分野を持ち、周囲の人につねに発信し続ける、そうすると、仲間が困ったとき、「あ、これはあの人に聞けばいい」と思い出してもらえます、聞かれたときは、出し惜しみせず喜んで教えてあげる、頼まれれば、出向いてお手伝いする、これを続けることで周囲からのテイクも自然に増えていきます。→他人にギブできる情報を持つこと。
    (最初からナンバーワンになれる分野でブランディング?)……自分の得意分野を明確に相手へ提示する、これができれば、たとえ一企業の会社員であってもその人の価値、ブランド力はグンと上がります。
    (スキルを自分のものにするためのたったひとつの方法)……能動的な行為を経なければ身につきません、情報を発信することは、能動的な行為でもあり、スキルを自分のものにする行為です。

  • 金子哲雄は厚かましい印象だが、なぜかがわかった気がする。誰かを喜ばせるため、セルフブランディングするために、普通の人が「こんなことしたらズルいかな?」と思って立ち止まることを迷わず実行するからだろう。

    ・事務所はないけど丸の内の住所を買う

    ・自分の意見を番組制作側のニーズに合わせて変える(コメンテーターとしてのポリシーより、「お客様のニーズに応える」という自分のポリシーを優先)

    ・テレビ局や雑誌社から情報はあるかとかできるかと言われれば必ず「yes」。それから調べる。

    ・「得意分野は何か」と聞かれたら、今どんなジャンルの企画をしているか質問返しして、その答えに対して「あ、それ得意です」とこたえる。

    でも図々しさの裏にギブギブギブギブギブANDテイクの精神があるあら好かれるのだろう。

    流通ジャーナリストというより、エンターテイナーっぽい。もっと生きて、楽しませてもらいたかった。

  • お客様本位主義。
    自分にとってのお客様とは誰か??
    信用度が大事。
    相手の特技を聞き出す。
    嫌いな人にも嫌がらずに会話する
    フリーランスになるなら、よいしょや飲み会は大事!

  • とにかくビジネス書全般にも言えることだが、書かれていることを実践するかどうかが重要。
    著者は、とにかくニッチな分野を見つけることがうまいのだなぁ・・・と言うのが正直な感想。それを見つけること自体が結構大変な気がするのだが。
    どちらにしても、その気にさせてくれる本ではあるが、実際のところ即実践できるかは大いに疑問。どちらにしても、惜しい方であったことは確かだった。

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著者プロフィール

1971年4月30日千葉県生まれ。慶應義塾大学卒業後、株式会社ジャパンエナジーに入社。独立後は独自の取材と切り口で、流通ジャーナリスト兼プライスアナリストとして、TVや雑誌などの各メディアで活躍。2012年10月没。

「2013年 『学校では教えてくれないお金の話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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