テルマエ戦記

  • エンターブレイン
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感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047280472

感想・レビュー・書評

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  • 食わず嫌いだった物(「テルマエロマエ」)が、実はもの凄い作品であった事に気付いてビックリこいた!

    おまけにその作者の経歴(?)がまたぶっ飛んでるもので、彼女の文章に触れたいと思って購入したもの。

    ただ、これは彼女のブログの寄せ集めなんですね〜。当然その時々によって話題はあっちこっち飛ぶ。もちろん「テルマエロマエ」が主題にはあっても、日々の生活の中での出来事を述べる程度なので、一冊の本としてはイマイチ読み応えがあるものではなかったかな…

    何れにせよ、彼女の生活は普通の日本人のとは全然違う。かといってイタリアのマンマ姑から喜ばれる嫁でもなくて、ポルトガル、イタリア、米国、ブラジル、日本を移り歩く。サラリーマンからみると、とても羨ましく思える。彼女が度々繰り返している忙しさが、どういうものか分からないのでそう思えるだけなのかも知らないけれど…

  •  著者がテルマエ・ロマエの執筆中、リスボン・シカゴ在住自体のブログをまとめたもの。軽い文体。
     この人自体が小さいゴタゴタを引き寄せる体質なのか、なんだか毎日バタバタしている。ネタに困らない人生?

  • ブログ記事からの本みたいですね。

    ちょうど、「テルマエ・ロマエ」でブレイクする前ぐらいからの話で、本人も、まさかこんな事になるとは思いもしなかった感じが楽しいです。

    でも、ブレイクする前から、世界を股にかける女であり、自由に生きてきたのだなぁという感じは伝わってきます。

    そして、自由に書いているようで、めちゃくちゃ空気読んでいるのもわかります。
    この後、ツィッターでの「映画化しても…」という、けっこうな嵐がくるわけです。

    わたしは、「テルマエ」以降の読者で、しかも、マンガ賞以降の読者です。
    「あの人が、あんなにメジャーに」みたいな感じを一緒に味わえたら、さらに楽しめたのに残念です。

  • 『テルマエ・ロマエ』作者のヤマザキマリが、コミックの大ヒットに伴って訪れた怒涛の日々を綴ったブログの書籍化。

    本人も再三書いているけど、『コミックビーム』という雑誌といい、一緒に掲載されている漫画家さんたちの顔ぶれといい、「こんなにマニアックな漫画がここまでヒットするとは……!」という思いがよく分かる……。
    私はテルマエがヒットするまで『コミックビーム』なんて雑誌は知らなかったし、この本に登場する彼女が敬愛する漫画家さんたちをほとんど知らなかった……。

    しかし、『テルマエ・ロマエ』が面白いのは事実。
    初期の一話完結型から壮大なストーリー展開にシフトチェンジする経緯については、別に外部からの圧力とかではなかったんだな、と分かった。

  • 著者のブログをエッセイ集としてまとめたものであるが、テルマエロマエの連載前から始まっており、全くヒットするとは考えもしていなかった著者が、異例の大ヒットに困惑する様子が判る。著者は実にいろいろな国で暮らしているようで、見聞を広めることがこのような仕事にいかに有益かが判る。それにしてもこの連載が廃刊寸前のコミックブーム出版社にどれほどの特需を生み出したのだろうか。

  • 面白かったです。

  • 花泉図書館。
    世界中を飛び回る著者。
    単純に、いいなぁ、と(笑)。

  • 映画『テルマエ・ロマエII』公式サイト
    http://thermae-romae.jp/

    エンターブレインのPR
    http://www.enterbrain.co.jp/product/mook/mook_entame/214_other/11396801.html

    マンガは、未だ1しか読んでません、、、

  • ブログの抜き出し。
    こんなんにお金出すなんて最悪。

  • 平たい顔族は撮影技術もものすごい。

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著者プロフィール

訳:ヤマザキマリ
1967年東京生まれ。北海道育ち。漫画家・文筆家・画家。17歳でイタリアに渡り、フィレンツェ国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を学ぶ。1997年、漫画家としてデビュー。比較文学研究者のイタリア人との結婚を機に、シリア、ポルトガル、アメリカなどで暮らし、現在はイタリアと日本を往復する。2010年、古代ローマを舞台にした漫画「テルマエ・ロマエ」で手塚治虫文化賞短編賞、マンガ大賞受賞。2017年、イタリア共和国星勲章コメンダトーレ章綬章。著書に「ステーブ・ジョブズ」「プリニウス」「オリンピア・キュクロス」、「望遠ニッポン見聞録」「国境のない生き方」「ヴィオラ母さん」「ムスコ物語」「歩きながら考える」など多数。

「2023年 『だれのせい?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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