- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047280694
作品紹介・あらすじ
優秀な兄達の"おこぼれ"で女王即位が決まったレティーツィア。そのためレティは兄達と「とっても仲が悪く」なければならず、理解不能な兄妹仲に、レティの騎士・デュークはやきもきするばかり。そんなある日、呪いの魔法陣が王宮内に描かれる事件が発生!次期女王たる自分への挑戦かと怒り狂うレティだが、浮かび上がった犯人像は-え?グイードお兄様!?最強女王伝説、驚愕の第2弾。
感想・レビュー・書評
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2024/04/09
面白くてどんどん読んじゃう。
グイードが取り替えっこ説を喋ったのは何巻のどのページや!!気になる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
優秀すぎる兄たちのおこぼれで次期王位が転がり込んできた王女レティの物語シリーズの2作目。
大きな争いになるのを防ぐために、兄達ととっても仲が悪くなければならないレティと、レティを大事に思いながらもそんなそぶりを周囲に見せられない兄達。読み進めるほどに、兄妹たちがもっと仲睦まじく過ごせる日々を願いたくなる、素敵な兄妹だと思う。レティの同腹の弟・レオンと、レティの騎士になったデュークを含み、シスコンっぽさが滲み出る場面が所々あるのだけど、「シスコン」というワードが一切出てこないのもおもしろいと思う(笑)
今回は、次兄のグイードに、王宮内で起きる事件の犯人の疑いがかかる。結末はなかなか切ないものだったけど、これも糧にレティならきっといい女王になるんだろうなという期待も感じられる。それにしても、レティはペットと思えない新しいペットまで、、、度量が大きすぎる。 -
王の座を拾ったおこぼれ姫なんて、とんでもない。建国の騎士王の生まれ変わりで、歴代の王たちに夢の中でアクセスできるレティーツィア姫は強い強い。円卓の騎士の12の剣技を駆使できるだけでなく、性格も逞しい。女性としての可愛げはないかもしれないが、心に優しさを秘めている。今回は、呪いの魔法陣が引き起こす騒動を描く。途中は、展開が遅くてじりじりするが、最後に一気に解決する。決してお気楽なファンタジーものではなく、結構、人物像がよく描かれていて、シリアスな展開なのだ。
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最強愛人王への道のり。今回はグイード兄さんとのあれこれがえがかれました。強くて美しいレティーツィアがたまに思い悩んでデュークが焦ったりする場面が楽しいです。強くて賢すぎるゆえによろめきラブ要素が低いのがちょっと残念。
これから3人の兄弟のレティ大好きっぷりが書かれるのが楽しみ。 -
色んな所で変わってきているが特に王族の兄妹の王位継承権が及ぼす影響を感じた。出生に関することなど貴族系のテンプレでありながら新鮮味を感じられたのがよかった。
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シリーズ2作品目。
前作は長兄フリートヘルム、今作は次兄グイードがメインの話し。
前作ではグイードがメインではなかったからかもしれないけど、あまり興味があるキャラじゃなかった。
けどこの巻で心を持ってかれた。
こういう雰囲気の人好きだなー。真面目で分かりずらいけど優しい。
一瞬、グイードとレティでも物語的に全然面白そう、とか思っちゃったし。
でも全然想像しなかった方向にストーリーが進んでびっくり。この設定って最後の方で出てくる感じじゃないの?と思ったけど、まだまだ15巻続くみたいだし。
王道なファンタシー、面白いです。 -
なかなか複雑な兄弟だ。
失った方はその理由ではなく事実だけを覚えている、
ってなことが真実だなぁ、と思う。
互いを思う兄妹に幸あれー!
2017.10.11