- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047283503
感想・レビュー・書評
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とっても面白かった。早く最終巻が読みたい
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謎の生物(?)ふうせんかずらとの戦いを描く愛と青春のペンタゴンコメディの最終章。
今回はすべての「最後」へ向けて前編。
評価が難しいプロローグですね。
今までの中で一番大変な出来事を起こされるんだけど、規模と傾向が違いすぎて別のココロコを読んでいる気分になってしまった。
いつもなら日常に異常が混じるって感じだけど、今回は完全に異常のみの世界で成り立っているというか…。
最終巻に向けてのいい助走になったきもするが、読む前の期待値が高すぎた分アレ?って感じです。
ラストに期待したいと思います。 -
そうきたかー。
色々大変ですねぇ……。
人と人とが繋がり、心が繋がる。 世界が紡がれる。
家族は偉大だ。
いよいよ物語はクライマックスに突入。
平穏な日常を取り戻すことは出来るのか!?
決着をつけるために下巻へ続く。 -
ココロコネクトシリーズ最終章上巻です。
ふうせんかずらから現象の終わりを宣言されたが、いつの間にか太一達の周りに異変が起こっていた…どうする!?というお話です。下巻に続きます。
急にスケールがでかくなって戸惑いつつ、多少同じ話の繰り返しもしていてくどい印象がありました。
ただ、従来のココロコネクトも踏襲していてそこは読みやすかったです。
最後、戦隊ものみたいになっていて胸熱でした(笑)。
ふうせんかずら達の目的や記録のための伏線等々、次巻に向けての風呂敷は出揃っているので、どうたたむのかとても楽しみです。 -
いよいよクライマックスを迎える最終章。 いつになくシリアスで重めなので読む時は気合いを入れてどうぞ。
件の『事件』はよく知らないのですが、その影響からなのか暗い雰囲気があります。 だいぶこたえているのがあとがきからも伝わりますし。
どうかあと下巻一冊できっちり締めくくっていただければと。 最後まで応援してます頑張って! -
星、迷ったんですがやはり5つで!
完結編・上巻です。
上巻なのでまだ起承転結の起承なんですが、
この起承に、確信犯であろう悪い点と、素晴らしい点が
ありました。
悪い点は、前巻でも呆れていた
「何とかしてあげたい」をまた皆が考えていたところにでした。
そうそれも結局は「自分のため」だったのに、
同じ徹を踏みかけていたんですよね。
でも、逆に「自分のため」だからこそ色々な意味で
自分に返ってくる。
現象が起きたからでなく、彼等が彼等だから歩いた
「ランダム」が、最終巻で皆に返ってくると思います。
その「ランダム」に誰か1人でもいなくても、石が一つ
余分にあっても変わるのが歴史。
「強制終了」=絶対0にはならないハズなので、
どんな着地点か楽しみです。
もう1つの星5つは、これまで学校中心だった物語が
学校がいかに小さいフレームかを描いてるのも嬉しい。
逆に言えばそんな小さい学校は青少年の人生を左右する
かけがえのない場所とも言えますよね。
そして学校と日常は切り離せない。
学校の内側と、外側がどうなるかな?
おまけ:伊織たんのお母さんがむしろ唯たんのお母さんに見えます(笑)… -
話はいよいよクライマックスへ。
文研部なら山星高校に規模が拡大されて起こされる現象。
しかし文研部には起こらなかった。
いきなりスケールが変わった感じは否めない。
個人的には、ここまでしてどうしたいのかわからない。でも、どう最後を描くのかは気になる。
今までを通して、人としてのあり方を考えさせられるところはあると思う。 -
一冊丸ごと前振りだった。さすがに驚く。下巻で沢山の爆発が見られたら良いなあと切実に思う……。
他人にかまけて自分たちの危機に向き合おうとしない五人が、恐いからだろうとは思うんだけど、え、然程執着ないの?とうっかり思ってしまいそうになる。
もっと必死にならないの……?そして自分たちをどんだけ凄いと思っているの……?
他人が関わるという点で、ユメランダムとの似たところ違うところ、差異による判断の仕方を考え込んだりした。
今回の行動は、稲葉んも青木も、ユメでの信念を絶対的に正しかった!とは確信していないからかもしれないとか。ちがうか。
ユメもそうだったけれど、結果を見ても、これが正しかったね!とはどうにも思えない。常に稲葉んイコール正義とは思っていない。現象に対しては、作品がそういう傾向である気がするけれど、たぶん正解はないと思っている。
部員の一員みたいに入り込んだわたしは、掛けて貰った言葉を忘れたくないと思っていたから、まず獲得した自分を失うことが怖いという形で怯える伊織を何だか残念に思った。
それだけずっとつらかったのだろうと理解はするけど。
行間が読めないと自認しているけれど、描写はないものの稲葉んだけは見えないところで絶対にめちゃくちゃ怯えていると、崩壊しそうなのに耐えているんだと、それは弱さじゃなくて大切だからなんだとずっと確信していて、
その分主人公だから読者に見えていないだけという余地があまりない太一の触れなさが物足りなくもあって
そうしたら、終盤で当の稲葉んが至極さらりとしていた為に、え、何、いつの間にかめちゃくちゃ強くなったの……?と愕然とした。
おっかしいなあ……。いつまでも攻撃に弱りつつ頑張るパターンではないということ?ずっと一心同体だったのに……。(どんなだ)
前巻の過去エピソードも共感が出来なくてショックだったけれど、ずっと追って来た最新エピソードでこれは……。
彼女モードが暫くないと、あれもしかしてもうそんなにすきじゃない?とか思ってしまうしなあ。ここへ来て読めなさすぎる稲葉ん。最後にのろけていてほっとした。大切にして欲しい恋なのである。