- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047287525
作品紹介・あらすじ
Aクラスとの勝負に水をさされてしまった明久たちFクラス。しかも今度は二年生VS三年生の試召戦争!抗議も虚しく結局三年生に挑むことになってしまった二年生は、各クラス代表で会議を行うことに…。しかし「卑怯汚いは敗者の戯言」をモットーに勝ち抜いてきたFクラスへの風当たりは厳しく主導権を得られぬまま試召戦当日に-。「死になさいピッグマン!」「アキちゃん、お着替えしよ?」まさに勝敗は予測不能!?遂にクライマックス突入の第11巻。
感想・レビュー・書評
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とうとう雄二が!!
二年生対三年生もいよいよ大詰めか、高城先輩の策略や意図が垣間見えるなかで、いつものメンバー、特に雄二の思いがあらわになって行く。
面白くもあり、終わりが見え始めて寂しさもある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読書録「バカとテストと召喚獣11」4
著者 井上堅二
イラスト 葉賀ユイ
出版 ファミ通文庫
p28より引用
“ それならそれで疑問が残る。準備に一週
間もかかるのなら、どうして僕らの勝負に水
をさしたのだろう。あと少しで決着がついた
のに。”
成績で待遇がはっきりと分かれる学園を舞
台とした、青春ファンタジーライトノベル。
通算16巻目。
Aクラスとの試召戦争の決着を、寸でのとこ
ろで台無しにされたFクラスメンバー。ヒロイ
ン・姫路瑞希をかばって、とんでもないハプ
ニングに見舞われた主人公・明久を尻目に、
学園長は二年と三年の試召戦争について説明
を始める…。
上記の引用は、二年と三年の試召戦争の開
戦日についての一節。
学校行事として行われるのであれば、なおさ
らAクラス対Fクラスが始まる前に停戦させて
おけばよかったのにと思いますが。経営者に
はその立場でしかわからない苦悩があるのか
もしれません。
物語のクライマックスへ向け、大いに盛り
上がりを見せる巻。ここまでの主人公たちの
行動があってこその盛り上がりなので、通し
て読まなければ面白さはわからないのではな
いでしょうか。文章の味わいに好みが分かれ
るところかと思いますが、序盤や途中で読む
のを止めてしまうのは、惜しい作品だと思わ
れます。
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最終巻に向けた布石と位置づけられるお話。3年生との試召戦争の途中まで。
終盤に向けて雄二の心持ちの変化までが良かったです。 -
なんとか1日で読み終えた。
最終エピソード前半!
あー、次で終わっちゃうのかー(T_T)
わたし、気になります!(>_<) -
[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
最終エピソード
今までも2年生と3年生の戦いは何度も発生していたが、クラス単位を超えた学年単位での大規模な戦争とうのは面白い。
特に今までに縦横無尽に作戦を考えていた雄二が過去の試召戦争による結果でほとんど動けなくなっていることが印象に残っている。
この巻で分かったことは高城先輩は賢いのだろうが人の気持ちを感じる部分が非常に薄いのではないだろうかという事かな。
それと最後まで諦めようとしなかった明久に感化された雄二が覚醒するところが、見どころだ。全く、ロマンチストだよ。 -
ようやく盛り上がってきた感じ。あとがきが面白い
-
2年対3年戦争。
高城先輩はいい具合にボス感を出してます。
Dクラスの女子はいったいなんなんだろう 笑
毎回明久は、なんか違和感があるんだよなーと言ってる感じ(´ ` )
最後に雄二が立ち上がり、後半の次巻へ続く! -
Aクラスとの戦いでの勝利を目前にして、学園長が乱入し、急遽2年生VS3年生の召還戦争が開催されることになります。
3年生トップの成績を誇る高城先輩が、姫路さんにアプローチをかけてくる中、明久は3年生との戦いに向けて勉強を開始します。しかし、2年生のクラス代表が集まる作戦会議で、雄二はCクラスの小山友香に告白され、彼女の元カノでBクラス代表の根本の恨みを買ってしまうことになります。クラス間の連携に支障が出ないよう、雄二は翔子に全権を委任しますが、翔子の負担は彼女を圧迫し、雄二も思うままに戦えないことに苛立ちを募らせるようになります。高城先輩は、そんな2年生の間に生じた亀裂に乗じて、次々に作戦を展開していきます。
追い詰められた雄二は勝負を投げ出してしまいますが、そんな雄二の姿を見た明久は、彼に代わって大胆な作戦を遂行し、高城先輩のもとへ急襲をかけます。一方、そんな明久と高城先輩のやり取りを見て、雄二はふたたび戦う決意を固めます。
そしてラストで、雄二と翔子の関係に決着がつくことになります。最終巻に向けて、舞台は十分に整ったといったところでしょうか。 -
今回は、とうとう最後のエピソードに突入ということで、
2年生 VS 3年生という構図での戦いになっていた。
いろいろと細かいところでは作戦などなどあったけど、
最後の最後で「告白ぐらい、俺の計画通りにやらせろよ」
にすべて持って行かれた。
次がいよいよ最終巻ということで、そこまで読んでみなければ。