革命は恋のはじまり ~絡まる希望と途切れぬ想い~ (ビーズログ文庫)
- エンターブレイン (2013年6月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047289666
作品紹介・あらすじ
教員になるための研修に参加することになったナクシュデル。けれど、初日から元寵姫であることがバレて他の生徒と気まずくなり、研修は波乱の予感!そんななか、王太子・レオンティウスの縁談を聞いたナクシュデルは、彼に「助けてください」と言われてしどろもどろ。しかも、恋人になったばかりのリュステムとはそれが原因で大喧嘩してしまい…!?どん底から始まる革命ラブ第4弾!
感想・レビュー・書評
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革命によって後宮から出されてしまった少女が、自立して自分の道を選び、人生の伴侶も選んでいく物語。小田菜摘さんというと、歴史を絡めた大きな舞台の少女小説というイメージでしたが、こんなラブコメも書けるんだなあ。すごく面白かったです。ヒーローがいまどき珍しい純情真面目青年なのもいいけど、何より女の子が世間を知ってはいるけれど頑張る少女なのが、好感を持てる要因かな。四巻は歴史談義が入り、さすが小田菜摘さん!と思いました。近代、しかも西アジアが舞台というのも珍しい。
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2~4巻まで一気読み。
巻数が進むごとに勢いは薄れちゃったかなとは思いますが、三角関係な恋模様が楽しいです。 -
レオンががんばった巻です。
しかし、へんなお姉さんとかお兄さんとか大変だけど楽しそうです。
それから、最後の著者のコメント?のところにあった226題材のbl風味のやつ、読んでみたいです。
書く予定はないなんて言わずに。 -
ビーズログ文庫らしい軽さが、固すぎる菜摘お嬢様の作品をいい感じに砕けた雰囲気にしてくれて、楽しい乙女ノベルになってます。
それにしても、毎度リュステムの赤面は可愛すぎてキャァだったナ
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