ナナのリテラシー 2 (ビームコミックス)

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
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本棚登録 : 129
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047298576

作品紹介・あらすじ

ゲームの新しい扉が拓く、その瞬間がここに……!

職業体験をきっかけに、ITコンサル会社「プロテクト」で働き始めた女子高生・ナナ。
新たに事務所を訪れた、かつてのトップ・ゲームクリエイターが叩きつけたのは……。

「聞いたいんだな、天才の殺し方を。」

人の道を外れた依頼を前に、「プロテクト」の出す答えは?
そしてケータイゲーム全盛の時代の片隅を生きる、小さなゲーム会社に示す道とは……?
電子書籍業界の革命児が贈る、IT時代の成長ストーリー。
第2弾は、“今"を紐解くゲーム編!

感想・レビュー・書評

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  • 前回の最後で一旦電子書籍の話題に区切りがついたので、これ以降どう続けていくのだろうと思っていたのですが、今回はスマホゲームについての話題に。

    ファミ通に連載を持っていた頃からこうした取材を続けているだけに、所々にその当時聞いたエピソードを挟みながらも、前回同様かなり詳細に書かれている部分が多く、読みごたえは抜群。

  • 次の舞台は、ゲーム業界。昔とった杵柄のゲームクリエーター社長と、一人でヒットを飛ばし続ける天才プログラマー。社長の娘は営業の最前線で身体をはり、そこへ探偵としての任務を隠してインターンの女子高生ナナ。作りたいクリエイティブなものと、売れるものの差。一パーセントの勝者がすべてを持っていく、厳しいけど、当たると一攫千金の世界。余すことなく描き出してくれる。

  • うわあリアル〜。自分は社長派だけど、だから肌で感じるゲーム業界のどん詰まり。このハラハラ感はビジネス書にないエンターテイメントだ。結論(途中経過?)も甘いようでどうして現実に即してるから舐められない。リアリストのジンゴローの口から出る「ゲームは愛で出来てる」の言葉が泣かせる。

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著者プロフィール

漫画家。ちんげ教教祖。1963年静岡県下田市出身。美術予備校時代から編集プロダクションのライターとして雑誌作りに関わる。ゲーム攻略、記事、コラム、イラストなどをこなす。元編集者兼ライター兼イラストレーター。東京芸大油絵科除籍後、多忙すぎるプロダクションから独立。マンガを描く。1ページのルポ漫画から、広告マンガ、ストーリーマンガまで幅広く受け付けている。著書に『ナナのリテラシー』『限界集落(ギリギリ)温泉』など。Twitter: @MisoSuzuki 鈴木みそオフィシャルBlog『CHANGE』

「2015年 『凡庸な作家のサバイバル戦略──結局どうすりゃ売れるのさ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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