吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(2) (ファミ通文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
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本棚登録 : 171
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047298606

作品紹介・あらすじ

吸血鬼になったことを乗り越え、綾音のパートナーとして演劇で頑張ろうと決意した詩也。だが次の演目は『マイ・フェア・レディ』。自分とまるで違う人物、しかもテンポの良い長台詞が特徴のヒギンズ教授役に、苦戦することに。一方で、詩也は赤い瞳の吸血鬼、雫が流した涙のことも気になっていて…。そんな時、ある失敗から「チーム・ベガ」のアイドルとの恋愛スキャンダルが持ち上がり、綾音ともコンビ解消の危機に!?ドラマティック青春ノベル第2弾!!

感想・レビュー・書評

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  • 【あらすじ】
    吸血鬼になったことを乗り越え、綾音のパートナーとして演劇で頑張ろうと決意した詩也。だが次の演目は『マイ・フェア・レディ』。自分とまるで違う人物、しかもテンポの良い長台詞が特徴のヒギンズ教授役に、苦戦することに。一方で、詩也は赤い瞳の吸血鬼、雫が流した涙のことも気になっていて…。そんな時、ある失敗から「チーム・ベガ」のアイドルとの恋愛スキャンダルが持ち上がり、綾音ともコンビ解消の危機に!?ドラマティック青春ノベル第2弾!!

    【感想】

  • 場面切り替えのタイミングが良くだれずに読めます。
    登場人物全員が感情出しすぎ好き好きオーラ出しすぎなのがちょっと気になりますけども…わりと早めに完結しちゃう感じなんですかねこれ。

  • 2巻の演目は『マイ•フェア•レディ』。
    名作文学などをストーリーに絡ませながらキャラの心情にリンクさせる手法はもはやお家芸ですよね。
    今回も綾音とのコンビ解消の危機がありながら、しっかりいちゃラブしていてラブコメとしての完成度もなかなか。
    詩也の「オレ、吸血鬼だから」はけだし名言かと。

  • 本当にこの子は油断しまくり。大切な物を守ろうとしてついた嘘が大きくなってしまって大変なことに。自分を出せずにいたのは、なぎのんだけじゃなく、綾音もだったわけか。ドーナレオン大量生産に至ってたところからなんとなくわかってたけど。綾音とのデートとか、何このバカップル。理歌も自分の気持ちに揺れていたり。もう、吸血鬼め。

  • ふたりのイチャラブっぷりがまた。お話も盛り上がってよかった

  • 吸血鬼役以外のに挑戦する詩也。未熟ながらも頑張るところが良かった。

  • このバカップル揺らがねえなと思いつつ頁を進めた2巻。周りの女子たちの落ち方が実にハーレム。イケメン吸血鬼さん流石っす。
    こういう風に雫に切り込んでいかれると肩入れしたくなっちゃうのが人情。永遠に倦んだ彼女がどうしてどういう思いがあってあの最後の台詞を言うに至ったかを知りたいなー。

  • 2014 9/11読了。

    特にものを考えたくない時に読める野村美月新刊。
    なんでそうほいほい女の子のいうがままになるかね主人公、っていうような前半展開だけど、まあでないと話が進まないか。
    マイ・フェア・レディちゃんと読んだり観たりするかなー。『ピグマリオン』も。

  • 前巻と比べると…とはおもうけど、
    十分面白かった。

    あの悪評の覆し方は面白かった。
    劇中での追い込みが素晴らしいですよねw

  • 1巻で登場人物のキャラは掴んでいたので、すんなり物語に入れた。
    地位や名声のために、嘘で塗り固め、自分を押さえている人たまにいます。わかってる人からみるとすぐボロがでるのですが、本人は必至です。辛そうで、全然楽しそうじゃない。そして得たものを維持するのに、それ以上に辛い思いをしている。そんな痛い人を見たことがある人や、そんなことをしてみた人には、この物語はよくわかるのではないでしょうか。
    自分の気持ちを抑えて演技をしていたのは 凪乃だけではなく、綾音だった。あちこちにサインはちりばめられたいたが、切ないですね。最後、素直に爆発して、気持ちが吹っ切れたでしょう。
    それにしても男のキャラが少なすぎ。このままハーレムラノベになったら、それはつまらないなぁ。

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著者プロフィール

合唱王国福島出身。春の夕暮れに生まれる。幼いころから読むこと、書くこと、眠ることが大好きで、作家を目指す。作品に「文学少女」シリーズ、「むすぶと本。」シリーズ、『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』(いずれもファミ通文庫)などがある。

「2021年 『世々と海くんの図書館デート(5) 春めくきつねは、つりばしにゆられて、あのこに会いにゆきます。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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