おこぼれ姫と円卓の騎士 恋にまつわる四行詩 (ビーズログ文庫)
- KADOKAWA/エンターブレイン (2014年9月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047298842
作品紹介・あらすじ
未来の女王レティーツィアの侍女候補・アイリーチェには、年上の恋人がいる。だけど彼には、一桁の年齢の少女しか愛せない特殊な嗜好があった…!?偶然の出逢いが四度重なれば、運命となる。アイリーチェと伯爵子息ウィラードの恋物語を綴った外伝が登場!さらにアノ騎士が主役になる短編のほか、レティがデュークを騎士に見初める(!?)までの物語などシリーズ初、"恋"がテーマの短編集!
感想・レビュー・書評
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番外編的な短編集(1つは長い)
未来の女王レティーツィアの侍女候補・アイリーチェと、一桁の年齢の少女しか愛せない特殊な嗜好を持っていた伯爵子息・ウィラードのカップルの出会いから恋人のふり、恋人へ。本編で描かれていなかった2人の物語が非常によかった。アイリーチェかっこいい。ウィラードとデュークやフリートヘルムとのやりとりも相変わらずな感じで楽しき。
アストリッドのワルツの練習とか(レオンハルトの場面は吹き出したw)、ノーザルツ公の妻たちの旦那に対する女子トークとか、レティのお悩み相談室とか、他の短編もおもしろくて大満足。久々に本編読み返したくなった〜。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
思いのほかよかったウィラードのお話。
2017.10.23 -
生粋ロリコンとクールな年下の女の子の恋物語が素敵でした。奮闘するアストリッドも可愛い。
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12月18日読了。図書館。
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アイリーチェとウィラードが恋人になるまでを描く中編1本と、恋にまつわる3編の短編。
リーチェとウィルさまかわゆいよー。
年の差&体格差がっぷりに弱いのでちょうニヤニヤして読んでしまった。
リンネさんの書く女の子は、凛として格好よくて良いですなあ。 -
『伯爵の切札』に登場し騎士となった幼女趣味の変態伯爵ウィラード・オルランディ、そして、ちらりと登場しレティーの侍女候補となったアイリーチェ。
この二人の曰くありげな雰囲気が気になっていた方も多いはず。
短編集とはいえ、この二人をテーマにした『葡萄姫の恋愛未満』は200ページとかなり読みごたえのあるお話となっており、おこぼれ姫のシリーズの中で、最高の甘さッ!
詳細は下記
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4125.html -
シリーズ10作目 短篇集