おこぼれ姫と円卓の騎士 恋にまつわる四行詩 (ビーズログ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
3.80
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本棚登録 : 154
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047298842

作品紹介・あらすじ

未来の女王レティーツィアの侍女候補・アイリーチェには、年上の恋人がいる。だけど彼には、一桁の年齢の少女しか愛せない特殊な嗜好があった…!?偶然の出逢いが四度重なれば、運命となる。アイリーチェと伯爵子息ウィラードの恋物語を綴った外伝が登場!さらにアノ騎士が主役になる短編のほか、レティがデュークを騎士に見初める(!?)までの物語などシリーズ初、"恋"がテーマの短編集!

感想・レビュー・書評

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  • 番外編的な短編集(1つは長い)
    未来の女王レティーツィアの侍女候補・アイリーチェと、一桁の年齢の少女しか愛せない特殊な嗜好を持っていた伯爵子息・ウィラードのカップルの出会いから恋人のふり、恋人へ。本編で描かれていなかった2人の物語が非常によかった。アイリーチェかっこいい。ウィラードとデュークやフリートヘルムとのやりとりも相変わらずな感じで楽しき。
    アストリッドのワルツの練習とか(レオンハルトの場面は吹き出したw)、ノーザルツ公の妻たちの旦那に対する女子トークとか、レティのお悩み相談室とか、他の短編もおもしろくて大満足。久々に本編読み返したくなった〜。

  • 短編集。
    面白かったです。
    シリーズを最後まで読んでから読んだのですが、
    発売した順で読んだら、
    ウィラードさんとアイリーチェさんの関係が
    より楽しめただろうなと思いました。

    筋が通っている石田先生のストーリーは
    やっぱり気持ちよく読み進めることができるなと
    思いました。

  • タイトルから短編集かと思いましたが、中編+三篇のショートでした。中編がものっすごくよかった!ただの恋愛話ではなく、ひねったキャラクターとやりとり、ミステリ要素ありで、ラストも素直にいかない。まさしく「おこぼれ姫」だなあと思いました。ノーザルツ公の妻たちの夫ダメ出し&可愛がりが楽しくてしかたない。私も仲間に入りたい(笑)。このシリーズはほんとうにおすすめです。大人も楽しめると思います。

  • 思いのほかよかったウィラードのお話。

    2017.10.23

  • 生粋ロリコンとクールな年下の女の子の恋物語が素敵でした。奮闘するアストリッドも可愛い。

  • 12月18日読了。図書館。

  • アイリーチェとウィラードが恋人になるまでを描く中編1本と、恋にまつわる3編の短編。
    リーチェとウィルさまかわゆいよー。
    年の差&体格差がっぷりに弱いのでちょうニヤニヤして読んでしまった。

    リンネさんの書く女の子は、凛として格好よくて良いですなあ。

  • 『伯爵の切札』に登場し騎士となった幼女趣味の変態伯爵ウィラード・オルランディ、そして、ちらりと登場しレティーの侍女候補となったアイリーチェ。
    この二人の曰くありげな雰囲気が気になっていた方も多いはず。
    短編集とはいえ、この二人をテーマにした『葡萄姫の恋愛未満』は200ページとかなり読みごたえのあるお話となっており、おこぼれ姫のシリーズの中で、最高の甘さッ!
    詳細は下記
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4125.html

  • シリーズ10作目 短篇集

  • ここにきて、主人公以外の短編集。しかも恋愛。。。
    おこぼれ姫シリーズはやっぱり恋愛いらない。
    もしくは少しの要素でいい。

    全く別の作品というならいいが、、
    しかも出たばかりの二人をメインにされても
    いまいち盛り上がりにかける。

    まだ、他の騎士達から見たレティとか
    日常の話とかの方が読みたかったかも。

    本当は兄たちから見たレティが一番作って
    欲しかったな。。

    そして王になる描写がどんどん重みが
    なくなっていて、大元の設定を
    ぜひとも振り替えって欲しい。

    で、予告は軍師を引き入れるとな、。
    あれ、今までの人達ますます存在感なくしますけど…。
    グレイグとかの役目ってなに?
    レティの価値も下がるというか、
    歴代の王たちが本当にいらなくなってしまうのでは?

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著者プロフィール

第13回えんため大賞≪二期≫ガールズノベルズ部門にて、「おこぼれ姫と円卓の騎士」が優秀賞を受賞し、作家デビュー。

「2023年 『聖女と皇王の誓約結婚 2 恥ずかしいので聖女の自慢話はしないでくださいね…!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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