ナナのリテラシー 3 (ビームコミックス)

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
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本棚登録 : 113
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047303140

感想・レビュー・書評

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  • 3巻一気に読んだ。面白い。鈴木みそワールドにハマる。

  • 単刀直入に言うと、いい意味で期待を裏切られたって感じでしょうか。第2巻のラストの煽り文で、てっきりまた電子書籍に関する話でガッツリ行くのかな…と思っていら、途中からまさか表現規制についての話題が絡んでくるとは…。

    ルポ漫画で現在の地位を確立したみそ先生だけあって、表現規制に関する記述の一つ一つがかなりしっかり書かれていて、そういう手法が得意だというのは当然存じ上げておりましたが、それでも、ここまでやりますか…と、驚いてしましました。

    最終話のあの展開…なんだか見覚えがあるというか。一番左に映ってる人、次の新刊(みそ先生のnoteで第一話公開中)にはっきりと出ているあの人ですよね、おそらく。(^^;)
    そこも、なかなか気になる所でした。

  • 打ち切りか。残念。

  • マンガの表現規制と電子書籍の新しいステージ(すでに1巻の頃と話が違う!)、面白い題材だったけど、打ち切りのせいかキレイながらドラマは少なく食い足りなくはある。とかくシステムの話に終始しがちな規制について、日本の風土を持ち出した解釈は新鮮だった。

  • 電子出版を武器に個人で出版社と対抗する目論見、大御所の先生が警察からの規制の網にかかりそうな時に、戦いと講和の二つの処方箋を示し鮮やかにまとめた二篇。そこに横たわるのは、厳格なルールと恣意的な運用という根本的な病根。その成り立ちにまで深く切り込んでいる。もっと読みたかったのに、作者もそのきだったのに、打ち切り終了とのこと。またどこかでの再開に期待したい。

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著者プロフィール

漫画家。ちんげ教教祖。1963年静岡県下田市出身。美術予備校時代から編集プロダクションのライターとして雑誌作りに関わる。ゲーム攻略、記事、コラム、イラストなどをこなす。元編集者兼ライター兼イラストレーター。東京芸大油絵科除籍後、多忙すぎるプロダクションから独立。マンガを描く。1ページのルポ漫画から、広告マンガ、ストーリーマンガまで幅広く受け付けている。著書に『ナナのリテラシー』『限界集落(ギリギリ)温泉』など。Twitter: @MisoSuzuki 鈴木みそオフィシャルBlog『CHANGE』

「2015年 『凡庸な作家のサバイバル戦略──結局どうすりゃ売れるのさ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鈴木みその作品

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