瑠璃龍守護録 それは私の花婿様!? (ビーズログ文庫)
- KADOKAWA/エンターブレイン (2015年6月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047305724
作品紹介・あらすじ
ようやく鎮星国へ辿り着いた鈴花たち。だが突然の襲撃により、虎光たちと離れ離れになってしまった!合流しようとする鈴花と黎鳴は、践子を『導師』に殺されたという、謎の老人と出会う。一方その頃、釆羅のあの秘密が虎光にバレた!?様々な想いと決意の中、ついに『導師』の目的が明らかに-!言いなり中華ラブコメ第11弾!
感想・レビュー・書評
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【ネタばれ感想注意】
「殿下がどんなところに行こうと、そこに行きます!私、絶対に迎えに行きます!」
弱腰嫁とヘタレ旦那様シリーズ11冊目。
今回も、ヘタレ旦那様の嫁はやっばり最強でした。
鎮星国のモデルはモンゴル辺りのようです。
今回の黎鳴は鈴花の入浴中に召喚され、濡れた体に薄い襦1枚という艶姿を目にする事が出来て幸運スケベの役得でした(笑)。
これはアレですか。
後に黎鳴の身に降りかかる最悪な状況を見越して、その前に良い思いをさせてあげようと天の意思が働いたのでしょうか。
ストーリーですが、新たに熒国の半仙逹も登場し、物語は千年契約に関わる五国を巻き込む展開になっていくようです。
導師に肉体を奪われたという半仙の青年が、魂を人形に移した状態で鈴花逹の前に現れ味方になってくれます。
中身が好青年のようなので、導師に奪われた体でこの性格だったらと考えると、かなりのイケメンだっただろうにと本当に惜しいです…。
鈴花を助ける代わりに導師に捕らえられた黎鳴を救い出す為、鈴花が迷う事なく長い髪を切り捨てるシーンが格好良かったです。
これは惚れてまうやろー!
いやー、黎鳴は悪い魔法使いに囚われた眠れるお姫様で、鈴花は姫を助けに行く王子様ですね!
あとがきで次巻が最終巻と書かれており非常に残念な気持ちですが、12巻も続いたシリーズですので見事な大団円を期待しております。
今から最終巻が楽しみです。詳細をみるコメント0件をすべて表示