瑠璃龍守護録 それは私の花婿様!? (ビーズログ文庫)

  • KADOKAWA/エンターブレイン
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047305724

作品紹介・あらすじ

ようやく鎮星国へ辿り着いた鈴花たち。だが突然の襲撃により、虎光たちと離れ離れになってしまった!合流しようとする鈴花と黎鳴は、践子を『導師』に殺されたという、謎の老人と出会う。一方その頃、釆羅のあの秘密が虎光にバレた!?様々な想いと決意の中、ついに『導師』の目的が明らかに-!言いなり中華ラブコメ第11弾!

感想・レビュー・書評

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  • 【ネタばれ感想注意】

    「殿下がどんなところに行こうと、そこに行きます!私、絶対に迎えに行きます!」

    弱腰嫁とヘタレ旦那様シリーズ11冊目。
    今回も、ヘタレ旦那様の嫁はやっばり最強でした。

    鎮星国のモデルはモンゴル辺りのようです。
    今回の黎鳴は鈴花の入浴中に召喚され、濡れた体に薄い襦1枚という艶姿を目にする事が出来て幸運スケベの役得でした(笑)。
    これはアレですか。
    後に黎鳴の身に降りかかる最悪な状況を見越して、その前に良い思いをさせてあげようと天の意思が働いたのでしょうか。

    ストーリーですが、新たに熒国の半仙逹も登場し、物語は千年契約に関わる五国を巻き込む展開になっていくようです。
    導師に肉体を奪われたという半仙の青年が、魂を人形に移した状態で鈴花逹の前に現れ味方になってくれます。
    中身が好青年のようなので、導師に奪われた体でこの性格だったらと考えると、かなりのイケメンだっただろうにと本当に惜しいです…。
    鈴花を助ける代わりに導師に捕らえられた黎鳴を救い出す為、鈴花が迷う事なく長い髪を切り捨てるシーンが格好良かったです。
    これは惚れてまうやろー!
    いやー、黎鳴は悪い魔法使いに囚われた眠れるお姫様で、鈴花は姫を助けに行く王子様ですね!

    あとがきで次巻が最終巻と書かれており非常に残念な気持ちですが、12巻も続いたシリーズですので見事な大団円を期待しております。
    今から最終巻が楽しみです。

  • ラストが近くなってきたからなのか、ヘタレ返上とばかりに、この巻の黎鳴はがんばってます。まあ、本人達はいちゃついているという自覚はないようですが、虎光や采羅と同様、第三者から見てると、ほっぺがゆるんでしまいます。

    特に露天風呂に入った鈴花が、つい黎鳴の名を呼んだとき、お!湯の中に黎鳴登場か!って思ったのが、脱衣場にいたときはちょっとがっかり。
    まあ、ビーズログなんでしかたないかもしれないですけど、濡れて身体の線が出てる鈴花相手に黎鳴が壁ドンしてるところはイラストもあって、がんばれーって応援してたのに、采羅さんがちょい邪魔でした。残念。

    采羅の地元なんで、采羅の正体はばれちゃったし、新たな半妖も出てきて結構強いし、虎光が危ないのって久々。采羅を置いて逃げたのも虎光らしいなぁって。

    最後は黎鳴が鈴花を人質にされて、自ら敵に捕らわれちゃって、鈴花が助けに行く流れになってますけど、あれ?これって、囚われのお姫様を王子様が助ける感じになってません?うーん、やっぱり鈴花男前です。

    ラスボスの導士も思ったよりイケメンで、人形の中に入ってる持ち主が戻ったりしたら、義父の方が鈴花を嫁にって言いそうな感じがしました。

    次は最終巻。
    早く出ないかな。

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