- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047305939
作品紹介・あらすじ
術を掛け合わせる"連祷"で倍の力を生み出し、魔物を倒す"精霊術士"。誰とも連祷ができない落ちこぼれのエリルは、ある事件がきっかけで二学年下の『天才』少年リトと、生まれて初めての連祷に成功!だが、初体験の衝撃に気絶してしまう。気づけばエリルは、彼に思いっきりキスをされていた-。「先輩は、俺の憧れなんです」って、なんで優等生の彼が私に…!?
感想・レビュー・書評
-
ボーイミーツガール。それも唯一の相手。ただし、現状では技を発動できるのがお互いしかいないだけ。ヒーローくんが斜め上な性格してたわ。ヒロインちゃん限定だけど。気になるのはハイヤーン先生よね。何かしら秘密もってそう。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あらすじを読んだ感じ、結構強引なヒーローかと思ったら、年下のかわいこちゃんって感じだった。
ヒロインも思った以上に美少女っぽいし。
魔法をガンガン使っていくタイプの世界観は、個人的に好き。
落ちこぼれヒロインがどうなっていくのか楽しみだった。 -
精霊術師として必須の連祷能力がないことで学園の誰からも馬鹿にされる中、真面目に明るく取り組む主人公エリルには好感を覚えます。…が、イラストは巨乳!そこだけ反感(笑)。親友のターニアは何故あんなにもエリルlove?理由があるのかしら?
-
”今回はイヌ科にしてみました。台詞を全部「わんわんわん!」に変換しても読めるようなヒーローを目指しましたが(割愛)”by作者あとがき
ローティーン向けの読みやすい王道な学園ファンタジーものです。
年下(天才)男子からの熱烈なアピールが背中痒い所以外は、物語的に真新しさはないが、ラストに彼が自分の壁を乗り越える辺りは清々しいお話で良かった。
あらすじなど下記
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4796.html -
魔物に対抗する力を持つ精霊術士の卵達を育てる学園において、学園一の劣等生である18歳ヒロインが学園創設以来の天才と呼ばれる16歳ヒーローに懐かれる学園ラブコメファンタジーです。
絶対面白い物語になると信じて疑わない小椋春歌氏の新作です。
結果、期待通りやっぱり面白かったです!
ただ、今作は章の切り替え時ではなく、同じ章の途中でヒロインとヒーローの視点に切り替わったりしたので少し読みづらかったです。(^_^;)
対極に位置するヒロインとヒーローが、いつしか近付き特別な存在になるという設定は美味しいです。
著者初である年下ヒーローがわんこで可愛かったです。
ヒロインが関わるとノンストップハイテンションになるのも微笑ましいというレベルを超えていて大変愉快でした(笑)。
『恋する王子』シリーズのヒーローを思い出しました。
落ちこぼれだと自覚しながらも、うじうじと後ろ向きになる事はなく必死で前向きに頑張っているヒロインに好感が持てました。
図書館で会った謎の青年の正体も明かされていませんし、精霊王の存在も不明なので是非、続編を希望します! -
祝詞を互いに唱えることで精霊に力を借り、強い術を放つ[連禱]を誰とも出来ない落ちこぼれ精霊術士のエリル。ある事件をきっかけに年下の天才少年リトと連禱することが出来る。けれど、その結果、学園を護っていた結界に穴が空いてしまう。その上、何故かリトに眠っている間にキスされてしまい…。
年下でわんこな彼に持って行かれた(笑)読み始めた時はそこまでハマってなかったけど、エリルが好きすぎるリトが暴走する姿が可笑しすぎて一気に読んでしまった。ノートに名前書き連ねるとこが1番笑撃だったかなww空に向かって怒りを叫ぶエリルも面白かったけど。主人公カップルの友達や先生も強烈で個性的で良かった。物語もコメディ要素が強い学園ものかと思ってたけど、異種と呼ばれる魔物が出てきてから、その異種に対抗するために連禱をすることになるんだけど、それでファンタジー要素がグッと増えたし、ラストあたりで明らかになる事実が予想外だったので、それで更に面白い展開になりました。
年下少年は個人的には小悪魔タイプが好きだったけど、ワンコも良いな〜と思いました。続編が出たらいいな。期待しています。