おこぼれ姫と円卓の騎士 女神の警告 (ビーズログ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
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本棚登録 : 152
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047306684

作品紹介・あらすじ

フリートヘルムが、ウルク帝国の砂漠で消息不明-。報せを受けた未来の女王レティーツィアは、兄の行方を捜しに"砂漠の女神"神話が残る南の大国へ。ところが道中"奇妙な砂嵐"に遭い、騎士達と離れ離れに!-「この国は、何かがおかしい」違和感を抱きつつも、どうにか帝都に到着したレティは、ウルク帝国の皇子に助力を求めるが…!?最強女王伝説第12弾!

感想・レビュー・書評

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  • 優秀すぎる兄たちのおこぼれで次期王位が転がり込んできたと言われるが、自分が王になることを知っていた王女レティの物語シリーズの12作目。
    今回は、異母兄である第一王子フリートヘルムが、南方の大国・ウルク帝国の砂漠で消息不明となったことを聞き、レティが兄の行方を探しに向かう。その道中でレティたちも【奇妙な砂嵐】に遭って騎士達と離れ離れになったり、奇妙な連続通り魔事件があったり、流行病があったり、もうなんか色々おかしいことが起きている。ウルク帝国のカリム皇子のキャラが濃い。フリートヘルムがたくましすぎる。レティが無邪気に笑顔を見せるのかわいいし、レティの強引な侵入とカリムの扱いは愉快。レティの騎士のクレイグがするくだらない話も愉快。
    一部が解決し、残りは次巻に持ち越し。最後はものすごく不穏な感じになってるから、次も色々ありそう。

  • シリーズ第12弾。
    ウルク帝国前編です。
    お兄様が久しぶりにたくさん出てきて
    嬉しいですが、
    展開にそわそわして次の巻に進みます。

  • 9/14発売。これもBookWalker先行かな?
    だったんだけど、9/13にイオン新瑞橋の未来や書店に行ったら売っていて買ってしまった。そのうちBookLiveで買い直そう。。

  • 今回はどファンタジーなの?と思うような事件の顛末から最後の数ページで一気に現実に戻されました。典型的なプロットかもしれないけど、このように出すのはうまいなぁ、と。物語が一気に締まりました

    2017.10.25

  • シリーズ13作目

  • 8月3日読了。図書館。

  • 久しぶりの兄殿下が相変わらずで嬉しい。

  • 2弾。舞台は変わりまして、砂漠でございます。
    レティ様、せっかくの砂漠の二人旅だというのに、そっちの方への思考を脇によけてくださって…ワタクシ的にムフムフする部分はそこだけという…色んな意味で泣けてきますね。
    続刊への前振り的なお話ということですね。
    あらすじなど下記
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4787.html

  • フリートヘルムが行方不明になり、レティは騎士達を連れて砂漠の国ウルク帝国へやってきました。
    砂嵐で離れ離れになったレティがデュークに再会したときに、抱き付いたのはおおっ!って思いましたけど、やっぱりまだ友達止まりかなあ。

    女神の謎も面白かったけど、ウルク帝国の病が大元にあったというのは予想外でした。
    フリートヘルムも病にかかり、カリムの元にはゼノンが再登場。
    ゼノンが出てくると、なんかまた一筋縄ではいかない予感がします。

    次巻も楽しみです。

  • カリム皇子って策士だわー。あんまり話に出て来ないのに。こんな人がゼノンの口車に乗せられて手を結んでしまったらどうなるの。レティ最大のピーンチ!出て来ないといえば、レティの兄2人のうち、グイード王子より登場しない第1王子フリーとヘルム。今回は妙な才能発揮と共に登場して楽しかった。

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著者プロフィール

第13回えんため大賞≪二期≫ガールズノベルズ部門にて、「おこぼれ姫と円卓の騎士」が優秀賞を受賞し、作家デビュー。

「2023年 『聖女と皇王の誓約結婚 2 恥ずかしいので聖女の自慢話はしないでくださいね…!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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