シンデレラ伯爵家の靴箱館 偽りの乙女は時をかける (ビーズログ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
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本棚登録 : 85
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047306714

作品紹介・あらすじ

シンデレラの末裔・アランと新米靴職人のエデルはついに両思いに。まだ不安は残るものの、仕事に恋にエデルは幸せな日々を過ごしていた。そんなある日、"魔術師の靴"を片方だけ履いた女侯爵が靴店を訪れる!靴の力で彼女の街・シエルナが幽霊街化してしまったという。真実を見極めるべく、幽霊街に向かう2人だったが…そこで、記憶を失ったあの男と再会し!?

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ5作目。
    長靴をはいた猫、がモチーフ。

    今回は楽しかったです。(このシリーズ全部好きだけど、特に)
    カラバ女候爵がすごくかっこよくて。強い女の人ってすごく憧れるな…と思いながら読んでました。
    あとやっぱりわたしはセスが好き。そこはとても大きかったみたい。

    アランとエデルの2人の距離も少し縮まりホッとしたけど、やぱり身分の差…立場の違い、すんなりとはいかなそうです。

  • いい加減誰かいるところで甘い
    言葉?をはいてくれないかな。

    何が言いたかったのか分からないことが
    多い笑。それが魅力だけど。

    影から妹さんつっこんで!

  • 帰ってきたあの方!初登場のご夫妻!!!各方面出揃ってきました。今回のお話の靴は今までと違っていめ好きです。

  • ナターシャのお話が厳しくも優しくてとてもよかった。久々登場のあの人も初登場の方々も、今後の活躍が楽しみ。
    しかしアラン様の決め台詞が残念クオリティ高すぎていろいろ台無しですだがそこがいい。

  • 賑やかな港町が一転、幽霊街となったとの情報が。はたして靴の魔力によるものなのか?確かめるべく、二人は現地へ向かうが…

    記憶を失ったあの男の登場、母の思い出の地…過去の記憶と未来への選択を考えさせる巻となっております。
    二人のラブといえば、晴れて両思い。これぞ乙女ノベルと転がりたくなるくらい、背中の痒い雰囲気。しかし、身分の差を考えると、両親に紹介するにはまだ親密度が足りないようで…。
    嬉し恥ずかしでアラン様、突き抜けております。突き抜けすぎ…。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4808.html

  • シリーズ6巻目は長靴を履いた猫がテーマ。エデルたちの前に魔術師の靴を片方だけ履いた女侯爵が現れる。彼女は幽霊化した街の領主で、その呪いを解くためにもう片方の猫の靴を渡してほしいとアランに願う。そこでアランはエデルと共に女侯爵の治める街へ向かうことになり、そこで記憶を失ったセスに再会する。

    アランが今回も笑かしてくれた。そこキメるとこじゃないの?!って場面での豚になります!発言wwその後の父のツッコミも可笑しいし。普通にしてる時は自然にエデルとイチャコラしてるのにね…。残念なイケメンだ(笑)あの教本がいけないんじゃないのかww

    今回登場した女侯爵、格好良かったな〜。領民との関係も深いね…。嘘も貫き通せば真になるという。う〜ん、深い。

    そしてセスとの再会。彼はもう登場しないのかも…と思っていただけに感無量でした。またガラスドームでわいわいやってくれるのでしょう。魔術関係の力とか記憶も徐々に取り戻していくのかな?どうかな??

    それから、アランの両親登場。なかなか濃ゆい両親ですね。エデルを守るためにアラン強くならなきゃね!次巻はアランが強くなろうとする巻な気がする。魔術シーンあんまり出てこなかったしね。両親の方がめっちゃ強い感じだし。頑張れ、アラン!

  • 【ネタばれ感想注意】

    シリーズ5冊目。

    「とにかく俺はエデルと手をつなぎたい。足は、たまにでいい」
    「何をおっしゃってるのか理解できませんけれど、やる気は感じられました」

    魔術師の靴を片方だけ所持する女侯爵の治める領地が、ある日突然にゴーストタウンと化してしまいます。
    原因を探るエデルとアランでしたが、記憶をなくしたセスが現れ、共に調査に乗り出す事になります。

    今作の童話テーマは『長靴を履いた猫』でした。
    そして、毎巻恒例のエデルを動物に例えるシリーズは、今回は「ラード」でした(笑)。

    ルディアの「職場では厳しいところもある憧れの上司、家では甘々の旦那さま、という二面性が乙女の心を鷲掴みにする」というアドバイスに読みながら全力で頷きっぱなしでした。
    しかし、何故かそれをアランが実行すると、非常に残念な事になるのはもう才能としか言いようがないです(笑)。
    星空の下で恋人同士がロマンチックに語り合う事も、アランにかかると「野外対談」になります。
    …もう、ダメ。
    笑い死にそう…(笑)。
    ですが、対するエデルも真面目な性格で恋愛事には疎いので、アランに不満を持つ事なく初々しいやり取りになる為、見てる分には楽しいです。

    前巻から急に話の展開が重くなっているように感じています。
    人の欲望を糧にする魔術師の靴がテーマなので、ある程度後味の悪くなるのは仕方ないと思うのですが、1巻と比べると随分重いなーと…。

    アラン父と母が初登場です(…よね?)。
    一癖も二癖もありそうなアラン父と渡り合うには、アランは真っ向勝負過ぎるようです。
    世代を重ねる毎に少しずつ魔術の力が弱まっているディセント家に、エデルの魔術師の血を入れる事は良い事だと思うのですが、そう単純な話ではないのでしょうか。

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