小沢一郎と田中角栄角川SSC新書

著者 :
  • 角川マガジンズ(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047315785

作品紹介・あらすじ

昭和の闇将軍・田中角栄と平成の影の実力者・小沢一郎。長期にわたって権力の中枢にいながら、二人とも、表舞台に居続けたというよりは道半ばで裁判沙汰を抱え、裏舞台で暗躍しているイメージが強い。田中の薫陶を受けてきた小沢だが、どこが同質で、どこが異質なのか。二人をよく知る政治家や秘書の生の証言をもとに、権力の系譜をたどっていく。さらに、4月の判決結果を受け、最後の勝負に挑む小沢の野望を追った。

感想・レビュー・書評

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  •  読み終われなかった〜〜〜。わたしが興味を持っているのは田中角栄さん個人だけであって、政治にも歴史にも小沢さんにも興味がないからかも。
     でもこの本を読んで、そろそろロッキード事件についてちゃんと学びたいと思った。関連本たくさんありそうだから、どれにしようか迷うなぁ。

  • 読みやすかった。

  • 戦後の政治を振り返るには格好の教科書だ。田中角栄と小沢一郎の人となりがよく理解できる。

  • 今さら小沢じゃないだろうと思いながら読み、やはり政治家の感覚は庶民からかけ離れているなと感じる。しかし中盤以降、小沢氏が選挙が強いと言われるのははこういうことか、と言うことが理解できたり、「同盟は対等にお互いの主張議論し、決めたことを尊重する」という理念は激しく同意。小沢氏以外にこれをできる人は今はいないんじゃないかなとも思う。対中国外交は評価できる。力があるのは分かるが、国民に理解、支持されなければその力も使えないだろう。もうおとなしくしていただければ。

  • 小沢一郎さんには一度、総理になってほしいな。と思います。

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著者プロフィール

1944 年6月7日、広島県に生まれる。1968 年3月、広島大学文学部仏文科卒業。1970 年、『週刊文春』の記者となる。記者時代『小説電通』(徳間文庫)を発表し、作家としてデビュー。さらに月刊『文藝春秋』に発表した『三越の女帝・竹久みちの野望と金脈』が反響を呼び、岡田社長退陣のきっかけとなった。1983 年、週刊文春を離れ、作家として政財官界から経済、芸能、犯罪まで幅広いジャンルで創作活動をつづけている。
著書は、「十三人のユダ 三越・男たちの野望と崩壊」「美空ひばり・時代を歌う」(以上、新潮社)、「闘争! 角栄学校」(講談社)、「トップ屋魂 首輪のない猟犬」(イースト・プレス)など400 冊以上にのぼる。
近著に、「田中角栄秘録」「官房長官秘録」「小泉純一郎・進次郎秘録」「清和会秘録」(イースト・プレス)、「映画女優 吉永小百合」(朝日新聞出版)など。

「2016年 『田中角栄の酒 「喜びの酒」「悲しみの酒」「怒りの酒」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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