世田谷代官が見た幕末の江戸 日記が語るもう一つの維新 角川SSC新書
- 角川マガジンズ (2013年5月10日発売)
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感想 : 9件
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- Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047316072
作品紹介・あらすじ
幕末の動乱の中、江戸に近い世田谷の地で、時代の移り変わりを冷静に見つめていた代官大場与一と妻の美佐。彼らの日記を通して、知られざる代官の暮らしぶりや、豪農と武士との本当の力関係などを紐解いていく。
感想・レビュー・書評
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彦根藩世田谷領の代官である大場家の幕末期の日記をもとにした内容。当時の混乱の様子や、井伊直弼の死を憚りあいまいに書いている点、新政府軍が来る頃の話など、面白い。幕末の舞台が京都であったころの内容が少し薄いが、これはあまり変化のない内容だからだろうか。また、明治期に入って様々な事業に手を出しているが。そのときの詳しい様子を書いてあるといいなと思う。
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世田谷代官屋敷跡の資料館は行った事があります。
この本を読んで、世田谷の歴史についてますます興味を持ちました。 -
幕末のお代官様の話…意外と面白かった。中間管理職はいつの世も大変ですな。
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(欲しい!/新書)
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