本当に残酷な中国史大著「資治通鑑」を読み解く (角川SSC新書)

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著者 : 麻生川静男
  • KADOKAWA/角川マガジンズ (2014年9月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047316430

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本当に残酷な中国史大著「資治通鑑」を読み解く (角川SSC新書)の感想・レビュー・書評

  • 「中国人は日本人と比べて、善悪のレンジが極めて広い」という表現が秀逸。それを証明する故事が満載。
    とても素人では通読できない資治通鑑をこのようにピックアップしながら解説してくれるのは大変有り難い。
    本書でも「China2049」でも警告された通り、中国共産党やある程度教養のある中国人は今でもこれら古典を基にしたものの考え方をする。好き嫌いに関わらず、このような基本的思考方法を把握しておかなければならない。

  • 紀元前500年から1500年間の中国の歴史を描いた『資治通鑑』(司馬光・編)は、1万ページ、全294巻にも及ぶ空前絶後の大作である。かつて坂本龍馬や西郷隆盛、そして毛沢東らが愛読した“幻の歴史書"を、現代語訳を交えて解説する。

    序章 資治通鑑とはどういう本か?
    第1章 残酷を極める中国人
    第2章 中国人のド派手な贅沢・桁はずれの蓄財
    第3章 陰険な中国人の策略

  • 著者曰く、「中国人は善悪のレンジが非常に広い」とのことですが、この本では、日本人としての感覚では「悪」の部分がたくさん取り上げられています。

    が、善悪はあくまでも相対的であったり、時代や土地によって左右されたりするもの。
    そういう目で見た方が、中国人の本質が見えてくるように思いました。

    確かに行為そのものだけを見れば「残酷」な事象がたくさん取り上げられていますが、そこに至る過程は、完全に同意ではないものの、納得できる部分が多々あるように思います。
    そういう意味では、人間は、多少の時代の違いや土地の違いでは、変わらないのかもしれません。

  • いや、これはめっちゃ面白い。序章は読まなくて良いという方もおられたが、僕は序章が何より役に立った。今後古典を読み進める上で、ITの専門家がどのような工夫をしたのかが大変参考になった。自分も同じ畑で、同じようなことを考えていたので、すでにそれをやってる人がいたとは、やはり世の中は広い。参考になります。

  • 中国の歴史書である資治通鑑から、彼の国における苛烈な歴史と人々の行動が日本の常識とは大きく異なることを説いている。
    資治通鑑が1万ページもあり、全てを現代日本語に訳されたものが存在しないことから知名度は低く中国通の人にも知られていない。
    本書の取り上げ方は女性週刊誌的であり人肉食など感情的になりやすいものも多い。しかし、それは歴史書に書かれている内容の転載でしかない。
    同じ人間だから分かり合えるとの思いは読了後に霧散しているだろう。
    苛酷な環境は生き残るための知恵を生み出し、現代にも継承されている。今の日本ではこの現実を直視することさえ難しい。

  • 「ー」

    資治通鑑から著者が抜粋した本。残酷な話が多く、それこそ中国人の裏の姿だ、と説く。序章は読まなくてもよい。

  • 全294巻、約1400年間に及ぶ中国の歴史書から、何事にも極端に針が振れがちな文化や考え方のもとを探る。道徳的な良し悪しはさておき、描かれている事象をテーマごとにまとめているので中国史に詳しくない人でも読みやすい。タイトルが少し煽り気味かもしれない。残酷ではあるけどこれも人間の一面。根っこにある文化が本当に違うんだなと痛感する一冊。

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