日本の恐ろしい真実 財政、年金、医療の破綻は防げるか?

著者 :
  • 角川SSコミュニケーションズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047318250

感想・レビュー・書評

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  • 「正しい判断には、正しい現状認識が必要だ。日本は急速に貧困化している。これが、この国最大の社会問題なのだ
    (中略)
    日本の一人あたりのGDPは、”途上国”と位置づけられている中国(18位)にすら負けている状態だ。」

  • やや扇動的ではあるが、いろいろな数字をわかりやすく解説している 1000円でこの知識が身につくのは、ありがたい

  • 例によって、読めば読むほど気が滅入ってくる本。まあ、考えても仕方のないことは考えない、ということで、ただ眺めるだけ。

    ちなみに辛坊さんは「たかじんのそこまで言って委員会」の副委員長。この番組、なんで関東だけ見れないんだろう?出演者がみんな一癖あって面白いんだけどね。(実家に帰った時はいつも見ている)

  • 1年前(震災、原発前)に読み終わったが、この状態でさらに震災と原発事故が加わり、円高が加速。日本の前途多難に対して、この悠長な国民性は何ごと?品川区図書館にある?

  • データを基にしての話なので説得力あります。
    参議院については同じ意見です。

  • 日本経済の真実の続編の様な内容です。

    前回から引き続き、メディアで言われている"常識"のおかしな点を伝えてくれています。

    正直どれも他の人が言っていないわけでもないのですが、メディアの最前線におられる方の声なので、説得力があります。

    第3章のタイトルである「騙されないための知恵」
    この言葉ことそが、辛坊さんの言いたいことであると思っています。

  • お役所や政治家の発する数字を単純に鵜呑みにしてはいけない!!
    そのことが良~く分かる本だった。
    こういう例を他にもたくさん知りたくなった。
    賢い国民でありたいものです・・・

    字が大きめ、かつページ数も少ないので図書館で借りて読んで正解でした。

  • 前作、「日本経済の真実」の読みやすいです。経済を中心に様々な問題について述べています。普段から経済について敏感な方には物足りない内容ですが、新聞、TVをただなんとなく見ている人に読んでもらいたいです。

  • テレビや政府の発表すること、数字とうを鵜呑みにせず、なんの目的で発せられているかを考え、また自ら真実の情報をたぐり寄せなければならない。これを読んで、自分だけでなく、自分の周りの人たち(10人くらい)をも巻き込んで日本の将来を考えなければならないと感じた。

  • とりあえずわかりやすいです。数字のトリックなど改めて気をつけなきゃと思いました。
    日ごろテレビで見ているので、そんなに新しい主張もありませんでしたが、日本はやっぱりかなりヤバい国なんだなぁと思いました。

    国を変えるのは国民個人個人、というのがピンとこないままここまで生きてきてしまったけれど、もうちょっと自覚しないといけないです。
    マニフェスト、読んでもすぐ変わるけど、とりあえずもうちょっと真面目に読もう。

    私の考え方はわりと近いというか辛坊さんのファンなので、「そうだよな」と思いながら読みました。
    が、著者の意見には賛成しない場合でも、「数字は嘘ではないが正しくない場合がある」とか「こういう欺瞞がある可能性がある」といったところは読んでおいて損はないと思います。

    ひとつ、ページデザインがなんかおかしくて、物理的には読みにくい本でした。
    赤ボールドで数行強調なんて目がチカチカするし、大切な数字を別枠に入れておくのはいいけれど、読むリズムが途切れてちょっと鬱陶しい。

    コストパフォーマンス的には千円はギリギリのラインというか、もっと普通の新書でもいいんじゃないかと思うんだけど。

    2010/10/31 読了

著者プロフィール

1956 年大阪府出身。早稲田大学法学部卒業後、讀賣テレビ放送に入社。プロデューサー・報道局解説委員長等を歴任し、現在は大阪綜合研究所代表。
「そこまで言って委員会NP」「ウェークアップ!ぷらす」「朝生ワイドす・またん!」「辛坊治郎ズームそこまで言うか!」などのテレビ・ラジオ番組で活躍。近著に『風のことは風に問え―太平洋往復横断記』(扶桑社)、『日本再生への羅針盤~この国の「ウイルス」を撲滅するにはどうしたらいいのか?』(光文社)などがある。

「2022年 『この国は歪んだニュースに溢れている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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