おこぼれ姫と円卓の騎士 王女の休日 (ビーズログ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
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本棚登録 : 135
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047341470

感想・レビュー・書評

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  • 優秀すぎる兄たちのおこぼれで次期王位が転がり込んできたと言われるが、自分が王になることを知っていた王女レティの物語シリーズの14作目。
    今回は、嵐の前の静けさのような、穏やかな展開が進むのでなんだかぎゅっとした心地だった。
    騎士たちがレティに”休日”を誕生日プレゼント。レティが楽しめるようにと(茶番感は否めない)脚本まで用意されている(笑) 騎士たちの役どころが微笑ましくて和む。久しぶりのキャラたちも登場し、色々なトラブルもありつつ、レティを大切に想う気持ちがたくさん感じられて温かい。
    最後、レティのデュークへの気持ちの整理の仕方とか、ゼノンのとんでもない引っ掻き具合とか、穏やかなところから一気に突き落としてくるというか、最終章どうなるの....という不穏な感じに。私はレティ兄妹たちに仲良くいてほしいのに!!
    登場人物紹介での1人あたりの紹介が少し短くなってて、クレイグが「高潔でお茶目な紳士」になってて笑った(笑)

  • 休日ということで、
    ほのぼの楽しく読んでいたのですが、
    最後の展開がすごすぎて、
    読み終わった後は
    ゆっくり休日を楽しんでいた気持ちを
    忘れてしまいました。
    どうなってしまうのでしょうか。
    フリートヘルムお兄様好きだったのですが、
    こんな展開になってしょんぼりです。
    いつか兄妹仲良く、と願っているのですが。
    レティさんが無事ですように。
    そして、国も被害は出てしまうと思うけれど、
    どうか少しでも良い方向で
    お話が終わりますように。

  • 「呼び飛ばすと大変なことになる本編です。
    いよいよ次巻から最終章突入となります!」
    by 石田リンネ あとがき

    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5352.html

  • 怒濤の展開についていけなかった…でもいよいよ最終章、レティの決断にデュークがどう出るのかも楽しみ。

  • いや、レティの休日ではなかったんですか???? 最後で度肝抜かれましたわ!
    続き、続きをはよう!!

著者プロフィール

第13回えんため大賞≪二期≫ガールズノベルズ部門にて、「おこぼれ姫と円卓の騎士」が優秀賞を受賞し、作家デビュー。

「2023年 『聖女と皇王の誓約結婚 2 恥ずかしいので聖女の自慢話はしないでくださいね…!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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