帝都物語 (1) 神霊篇 (カドカワノベルズ)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047778016

感想・レビュー・書評

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  • 書店の新刊平積みの中に見つけた京極夏彦の「虚実妖怪百物語」を手に取ってみて、そう言えば映画は見たことがあるけれども一度も「帝都物語」を読んだことは無かったと気がついた。
    そんなわけで今更読み始めたところ。1冊目はまだ海のものとも山のものとも、話が何処へ転がっていくのかわからない序章と感じた。ゆえに★3つ。

  • 『虚実妖怪百物語』をより面白く読むために、並行して読んでるんですが、これはコレで面白いのだ。
    もしかして昔昔読んでたかも……と思って心配だったんだけど、読んでなかった。よかったw

  • 若い頃読んだが、かなり面白かった。10巻以上あるが、面白くてすぐに読める。映画もやったが、小説の方が面白い。陰陽師・式神・風水など、結構、オカルトチックで、そっちの方面が好きな人にはたまらない。

  • 見返し
    明治四十年、日露戦勝にわきかえる帝都・東京に戦慄すべき謀略がすすめられていた。「軍事」のみならず「霊的」にも祝福された世界最強の都市に、東京を改造すること!!そのために代々天皇家のマジシャンであった土御門神道の一門、理学博士・寺田寅彦、文士・幸田露伴、平将門の復権にもえる織田完之など錚々たるメンバーが動員された。暗躍する謎の軍人・加藤、そしてナチス、中国の秘密結社員たち・・・。帝都・東京は破壊の予感の中で昏くもえていた。東西の神秘学に精通し、博覧強記をもって知られる作者が、時代の熱い要請に応えて放つ異色長編小説ついに登場!!
    注目のシリーズ第一弾。

  • 様々なクリエイターに影響を与えた『帝都物語』をやっと読了。やはり丸尾末広の挿画・表紙でなければと、探してたのが全巻初版でお安く見つかりラッキー。
    一巻づつ感想書いてゆきたいですが、長いので諦めます。

  • 絶版だが図書館で借りてみた。ブラックロッドのランドーのモデルが加藤だとか、ベガの元ネタ(の元ネタ?)だとか聞いていても本編(映画含む)を見たことがなかったので。
    歴史上の人物の活躍する様が楽しい。(実在人物を使ってる割に痛くないのは加藤の魅力の賜物か?)幸田露伴と寺田寅彦の著作を読みたくなる。
    〜*〜*〜*
    現在2巻(魔都編)まで読了。
    とりあえず森田にどこまで突っ込んでいいのか。

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著者プロフィール

作家・翻訳家・博物学者。京都国際マンガミュージアム館長。
平井呈一に師事、平井から紹介された紀田順一郎とともに、怪奇幻想文学の日本での翻訳紹介に尽力。のち活動の幅を広げ、博物学をはじめとして多ジャンルにわたって活躍。
主な著書に『妖怪少年の日々』、『帝都物語』シリーズ(ともにKADOKAWA)、『世界大博物図鑑』(平凡社)、『サイエンス異人伝』(講談社)、『江戸の幽明』(朝日新書)など。『怪奇文学大山脈』Ⅰ~Ⅲ(東京創元社)を編纂。

「2021年 『平井呈一 生涯とその作品』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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