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- Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047912465
作品紹介・あらすじ
神話・哲学・宗教はもちろん、ごく身近な日常の出来事や、現代の小説・戯曲など、非常に広い分野から例をあげ、それぞれをいかに現代生活に取り込むべきかを、キャンベル独特の発想法で紹介する。
感想・レビュー・書評
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積極的に「東洋」と「西洋」を結びつけようとする刺激的なエッセイ。講義に近いか(著者はしがきのp10に講演記録のテープから書きおこした、とある)。いかに東西の異なった文化圏の主に神話において類似が多いかわかる[p267]。ただし、日本理解の部分などを読むと、著者キャンベルのバイアスが、とりわけ東の文化圏について多いのではないかといった感じをうける[p114など]。キャンベル自身、やはり東洋の思想に思い入れがある様子が散見。「本当にそうなのかな?」と思いながらも、いつの間にか読み終えることになった。ただ、結論の宇宙への言及が蛇足でしりすぼまり?でしつこくて(もうそれはわかったから!押し付けないで!というかんじ)でイライラするから十二章の途中で読むのをやめてもいいだろう。
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村上春樹氏が推薦されていたので。
文章が二段組になっており文章量は多めです。どことなく村上氏の作品のモチーフになっている部分があるような…。 -
ジョーセフキャンベルの神話学の入門書。
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