記憶する心臓: ある心臓移植患者の手記

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047912960

作品紹介・あらすじ

原発性肺高血圧症という難病に冒され、心肺同時移植手術を受けたクレアは、手術後、自分の中に別の誰かが存在していると感じ始めた。食べ物の好みや性格にも変化があらわれ、不思議な夢を見るようになる。一体自分に何が起こっているのか、答えを求めてクレアの旅が始まる。脳死の定義に大きな疑問符を投じる衝撃のノンフィクション。

感想・レビュー・書評

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  • 第25回アワヒニビブリオバトル「記憶」で発表された本です。
    2017.05.09

  • 心臓移植患者が、移植後に、自己の中に別の人格、即ち臓器提供者の存在を感じ、数々の不思議な出来事を体験していく手記。
    筆者曰く、そういったことは移植患者にはままあることらしいです。

  • 心肺を同時移植された女性の手記。移植後はドナーの食事の好みや性格がその女性に反映されるようになったとあり、びっくり!この女性だけではなく、移植手術を受けた人で同じような体験をした人は多いらしい。
    好みや性格などは脳に記憶されていると思っていましたが、そうではないんですね。
    今、西原克成さんの「内臓が生みだす心」を読んでいますが、さらにそのことについての詳細が明らかになっており、スリリングな展開です。

  • 脳も心臓も、心が存在するには奥まりすぎている。
    心は外界に接する場所にあるのではないだろうか。
    肺や、皮膚や、消化器官に。

    メアリー・ベイカー・エディ『母の夕べの祈り』
    リチャード・ブラクサー『手術による心理体験』
    ロバート・ボズナック
    オーウィン・サーマン
    ポール・ピアソール
    ディーパック・チョプラ 細胞記憶
    アンドリュー・アーマー
    リンダ・ルセック
    ルパート・シェルドレイク
    ブライアン・ワイス

  • 原発性肺高血圧症という難病に冒され、
    心肺同時移植手術を受けたクレアは、手術後、
    自分の中に別の誰かが存在していると感じ始めた。
    食べ物の好みや性格にも変化があらわれ、
    不思議な夢を見るようになる。
    一体自分に何が起こっているのか、
    答えを求めてクレアの旅が始まる。
    脳死の定義に大きな疑問符を投じる衝撃のノンフィクション。

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