記憶する心臓: ある心臓移植患者の手記

著者 : クレア・シルヴィア ウィリアム・ノヴァック 飛田野裕子

• KADOKAWA (1998年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[rk81bklgさんの感想 · 2015年9月6日]

心臓移植患者が、移植後に、自己の中に別の人格、即ち臓器提供者の存在を感じ、数々の不思議な出来事を体験していく手記。
筆者曰く、そういったことは移植患者にはままあることらしいです。

[Yuricoさんの感想 · 2008年11月10日]

原発性肺高血圧症という難病に冒され、
心肺同時移植手術を受けたクレアは、手術後、
自分の中に別の誰かが存在していると感じ始めた。
食べ物の好みや性格にも変化があらわれ、
不思議な夢を見るようになる。
一体自分に何が起こっているのか、
答えを求めてクレアの旅が始まる。
脳死の定義に大きな疑問符を投じる衝撃のﾉﾝﾌｨｸｼｮﾝ。