アルテミス・ファウル 妖精の身代金

  • KADOKAWA
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感想 : 74
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  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047914193

作品紹介・あらすじ

アイルランドの裏社会の御曹司で12歳のアルテミスは、妖精の持つ魔法書を、コンピューターで解読、巨万の富を得ようとする。妖精たちはあらゆる手段でアルテミスに立ち向かうが--。

感想・レビュー・書評

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  • 主人公は12歳の悪の天才少年。妖精を誘拐して身代金を要求する計画を立てるが、妖精たちはおとぎ話に出てくるようなクラシックなヤツらじゃなく、ハイテクな武装集団で…。キャラクターや設定も面白いし、展開もテンポよくストーリーが進んで読みやすいです。世界的に大ヒットして映画化もされているそうです。

  • いまいち具体的に想像できなかったところがところどころにありつつも、続きが気になり、ドキドキしながら読み終えた小説。
    妖精ホリーの強さと優しさと若気の至りが強く印象に残った。三部作とのことなので、あと二冊楽しめると思うと嬉しい。
    海外児童文学、いいな!

  • クロスオーバーブック
    面白い 映画もコロナ禍なかったら評価できた仕上がりになってたかもしれない残念

  • 本文のページの端に妖精文字のメッセージ付。
    解読はそんなに難しくないので、挑戦欲をそそる。
    およそ12文字×165ページ分。(途中から繰り返し)
    続編のヒントみたい。

    装丁 / BUFFALO.GYM
    美術 / 高津装飾美術
    原題 / "ARTEMIS FOWL"(2001)

  • 12歳の天才少年vsハイテク妖精集団の戦い。
    人間以上に発達したテクノロジーを持った妖精たちの設定が面白い。
    アルテミスと妖精たちの駆け引きも面白かった。
    アルテミスとバトラーの信頼関係も良い。
    フォーリー(ケンタウロス)が特に好き。
    続きも読みたい。

  • 妖精と魔法の出てくる話。
    であることは間違いないですが、上に書いた言葉の響きとはまったく違った先進技術でようやくたどり着くであろう科学を妖精が持っているという設定から広がっていくこの物語の展開に読み進めるごとにワクワクが増していきます。
    登場キャラも皆魅力的で、特に技術屋のケンタウロス、フォーリーが登場するシーンは会話も展開も好きな感じの場面が多かったです。主人公アルテミスについては、妖精側で後日書かれたであろう報告書の表現がエピローグにあるのが読みきってもワクワク気分が残る良い(好きな)終わり方でした。

    その装置を壊すことなく部分的に変えるのは、並たいていのわざではなかった。妖精と人間のテクノロジーは、とても両立しがたいものだった。ハンマーで心臓手術をするようなものだった、と思っていただければいい。(P107)
    ルートが現場で働いていたころには、上等なポリマーのシートベルトも、自動制御ロケットエンジンも、外をみるモニターもなかった。勘とちょっとした魔法にたよるしかなかったのだ。ある意味で、ルートはそのほうが好きだった。科学は、あらゆるものから魔法を奪ってしまう。(P113)

  • チェラブが子どもスパイなら、こちらは子ども悪党・・・よりは頭脳派アウトロー。翻訳されている分、全部読んだですが、全体的にあったかくていい感じだし、しっかりファンタジーしてくれてて楽しいです。私はディガムズを好きになってしまったよ。

  • 洋書で一番好き。十二歳の天才犯罪者が織り成す大胆な犯行計画とその不思議なキャラに気がつけば虜に。当時読んだのは小学生でしたが今でも好きで全巻読みました。映画化全力支援

  • 舞台設定とノリにうまくのれるかどうかなんですが、ちょっと洋モノ風味が強すぎてのりにくいかな?

  • アルテミス・ファウルは、犯罪一家に育った12歳の天才少年。一族の復興のために妖精から身代金を巻き上げようともくろむ。しかし妖精たちは、ハイテクで武装した危険な集団だった。


    面白かった!
    「悪のハリー・ポッター」と言われたらしいけれど、母親へ向ける感情が子供らしいなと感じて、全然悪に思えなかったです。むしろ可愛い。ハリポタの幼少リドルみたいなイメージでした。(あくまで私のイメージですが……)

    ジョークとかユーモアがあまり理解できなくて、そのせいでテンポよく読めなかったのが残念っ

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著者プロフィール

アイルランド生まれ。本シリーズで世界的ベストセラー作家に。

「2008年 『アルテミス・ファウル 永遠の暗号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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