ダ・ヴィンチ・コード 上

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  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047914742

感想・レビュー・書評

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  • 2007年の冬、母ちゃんより「めっちゃおもしろくなかったわ!」という熱烈お勧めを受けたまま、ずっと手付かずだった一冊。
    いや、手付かずとは語弊があるな。
    事実最初の30ページなら数回は読んだ。そしてそれ以上に進まない。進めない・・・

    そして今回、ヨセミテキャンプ、本はこれのみというマゾ縛りによりようやく読みきった今、わかった!
    ヨウコワカッタ。

    洋書が駄目とか登場人物がカタカナだと駄目とか、そんなんじゃない。
    この本は本当につまらん。単調すぎる。
    ラングドンは絵画を調べた。そして驚くべき事実を発見した。ラングドンは驚いた。ソフィーは愕然とした。これが祖父の言っていたことだったのか。ソフィーはそして納得した。
    あそ。

    会話のテンポもねぇ。会話中心に進める気があるならもうちょっと引き込むような、キャラが立つような話し方ってのがあるんじゃないかねぇ。
    「私は残るよ」「駄目、あなたは大使館へ行って」「いや、ここで絵画を調べたい」「祖父は私に調べて欲しいと思うの」「わかった、では、大使館で会おう」。
    あそ。

    そんな展開が延々と続くとかさー。しかも上下巻。拷問じゃね?
    さらにもう一つ、プッチーンってなったのが、ラングドンとソフィーのくっついちゃうんじゃね的伏線。もーーーーー!!!
    プッチーンってプリンじゃないわよ。悪い意味のほうね。

  • これより「天使と悪魔」の方が全然面白い!宗教的なものが絡んでるから話題になったのかな、と思う。

  • 単に雑学が面白かった。
    世界史が勉強したくなる。
    聖杯は人?
    キリスト教は異教の寄せ集め。
    薔薇は、秘密、聖杯、女性を暗示するもの。
    キーストーンはアーチ造上部のくさび形の石。薔薇の絵が施されることがある。建築構造上の重要な働きがあり、その施工方法は秘守すべきものとして扱われた。その秘守を知るものの集まりそれがフリーメーソンである。フリーメイソンは職人たちの集まりなのだ。

  • ミステリーではないような。
    ストーリーは面白いので、どんどん読めるけど、2冊はボリュームがありすぎかも。
    また、挿絵で絵画の写真等が載ってると分かり易い。

  • 事前に「マグダラのマリア」を資料に読んでおいたのだけれど、上巻ではいらなかったようだ。活劇的展開部。

  • 文庫版を読了。
    ・・・これだけ薄いんなら上下巻でもいいと思う!なぜ3冊?!という心の叫びを抑えつつ

    ダヴィンチの絵に暗喩が含まれているって考えずに、今まで観てきたから、そこは新鮮で 「おぉ!!」ってわくわく。
    でも、あれって本当にダ・ヴィンチが意識して残したものなのかな・・・


    キリスト教徒か、テンプル騎士団とか、以前に読ん
    フリア・ナバロ『聖骸布血盟』とつながってたし、読んだ時期も良かった。

    聖杯とか、ダヴィンチとか、異教に詳しかったらもっと楽しめたか、ぜんぜん楽しめなかったかのどちらか
    紙一重な本


    ちなみに私はローマ・カトリックがプロテスタントと、どう違うのかも忘れたし、そもそも比較できるものなのかも知らないっていう
    うっす~い知識しか持ってません(学生時代教わった気はする・・・)
    テンプル騎士団が宗教集団てことも知らなかったくらいだし


    "導師"の正体を含め大どんでん返しはないし
    最後のオチとかは読めちゃうし
    え~って思ったけど、ともかくダヴィンチの絵に関する記述だけ(笑)でお奨めできる

  • とても難しかった。途中で誰が誰だかわからなくなった。
    でも、1度ルーヴェル美術館に行ってみたくなった。

  • 映画の公開時は、すごかった。騒がれるとそっぽ向いてしまう性格なのだよ。ハリーポッタの時もそうだった。
    この先も、ずっと読むことはないと思っうていた。ダヴィンチもキリスト教も興味ないし、上下・長すぎる。
    絶対いいからと本を貸してもらって読み始めた。
    ぐいぐい惹きつけられ読んだ。が、最後の結末は、これ?あっけなかった。話をひっぱってきたあの人達はどうなるの?どうなったの?そっちの方が気になる。

  • 騒がれるほど面白くなかった。
    展開が早すぎる。
    私は一つの謎を解くために色々調べまわる感じの話が好きなんだけど、これは主人公の頭の中で勝手にさくさく解決していっちゃうのがつまらなかった。
    下は買う予定無し。




  • 難しい話。
    いや、本当芸術とかキリスト教とかに疎い私は前半で躓きかけた…。
    だって、おなかに書いたペンタゴンが女性の印、って当たり前のように言ってくるんだもん…。


    でも、真ん中らへんの謎解きはワクワクした。
    そこは凄いペースよく読めた。
    だから、ミステリーとしては楽しい話です。
    きっと深く考えたら読めない。



    ただ残念だったのは、最後の犯人(黒幕っていったほうがいいかな)が結構最初から読めていたこと。
    おそらく最後のどんでん返しシーンで全くワクワクできなかった…(泣)
    だって、犯人分かったからね(苦笑)

    あと、最後の終わり方も海外らしいかな、と。
    展開はやい。
    というか、こんなに長くて小難しかったこの本を、そんな最後で締めくくるのか!と思った。



    個人的にいうなら、映画を見るための前準備として読むなら、よく売ってるダイジェスト版を薦めます。
    これは、そのために読むにしては結構重い本だと思う。
    なんせ最後にガックリしたので(苦笑)


    それは私の頭の回転が遅いからでしょうか…。

著者プロフィール

1964年ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。2003年刊行のラングドンシリーズ二作目「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たす。父は数学者、母は宗教音楽家、そして妻は美術史研究者であり画家でもある。

「2019年 『オリジン 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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