お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂3 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 749
感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048651172

作品紹介・あらすじ

浅羽が調べた葵の正体に、心揺れる栗田。和菓子が育む縁は異なもの味なもの。三者三様の想いとともに、浅草の季節はうつろいでいく。いっぽう、甘味処栗丸堂は笑いあり涙ありの騒動続きで?

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ3作目。今回はあんみつ、みたらし団子、金平糖に纏わる話。どの和菓子も美味しそうでその味を極めるとともに物事も解決してしまう。善意の人々の話なのでホッとする。葵の過去も含めて今後も気になる。

  • 栗田の腹が決まった?なんだか元不良の栗田に似合わない恋愛事情。勝手な思い込みだけれど。
    あんみつの謎探しは楽しそうだった。当事者には辛い日々だったかもしれないが、誤解が解けて?真相がわかってよかった。
    金平糖の工場での親子愛。お互い、それぞれのことを思ったすれ違い。

  • 葵さんの秘密に少し近づいた巻。
    でもせっかく決意したのに栗ちゃん告らなかったのダメだなぁ(笑)。
    是非とも早く伝えて欲しい。

  • 今回もほっこり話が進みました。
    ほんの些細な日常の謎を、いつも2人は解き明かし、みんなを笑顔にする。
    葵さんの事は、次回で明らかになるのか・・・

  • 2115年4月刊。文庫書下ろし。シリーズ3作め。あんみつ、みたらし団子、金平糖の3編の連作短編。いつものように3 品とも食べたくなります。レギュラー達のステレオタイプな描写には、飽きちゃいますが、ストーリー展開は興味深く、面白いです。日常のミステリも良くできています。葵さんの大きな謎が出てきて、次巻がますます、楽しみになりました。この本、目次が無いですね。

    • nariyasuさん
      扉(1頁目の絵)の裏側に小さくですけど『もくじ』ちゃんとありますよ
      扉(1頁目の絵)の裏側に小さくですけど『もくじ』ちゃんとありますよ
      2016/01/31
    • hisakareiさん
      わかりました。
      ご指摘ありがとうございます。
      わかりました。
      ご指摘ありがとうございます。
      2016/02/01
  • 第3巻目にしてレビュー。1巻からまとめます。
    最初は1巻完結かと思って買ったらそうでなくて、でも栗田と葵や周りの人達のキャラクター、和菓子のこぼれ話、短編でつながる話のテンポの良さに惹かれてなんだかんだ3巻まできました。

    ちなみに、カバーの装丁とイラストがとても素敵で、これで買う人が3割増しくらいになってるんじゃないかと思うほどです。

  • 【葵の正体に心揺れる栗田。それぞれの想いとともに、浅草の季節はうつろいでいく。】

     春めく浅草は、今日も多くの人でにぎわう。そんな陽気につられてか、甘味処栗丸堂はどこか落ち着かない。それもそのはず、若主人の栗田に悩みの種が増えたのだ。悪友の浅羽が調べた葵の正体は、栗田の心を揺るがすことに。自分は葵をどう思っているのか──決断を迫られていた。
     そんな栗田の気持ちも知らず、店には次々と面倒事が舞い込んでくる。お調子者の由加のあんみつ取材は、思いもしない方向へ。志保のいとことのいさかいに、みたらし団子が関わってきて。
     和菓子が育む縁は異なもの味なもの。やさしい味わいがもたらすそのてんまつはいかに?

  • シリーズ3作品目。
    今作の中では「あんみつ」が特に好きだったかなぁ
    でも1作目、2作目ほど感動する話はなかったから星4に。
    個人的にあまり恋愛要素は求めてないけど、栗田と葵さんの距離が近付くにつれて、葵さんの秘密が明かされていくのが面白い。

  • 毎回のことだけど、本当に和菓子が食べたくなる。
    焼きたての団子にみたらし、金平糖、あんみつ。

    みたらしもあんみつも個人的にあんまり好きじゃないのに、読んでたら無性に食べたくなる。そんな本でした。

    最後の展開は予想してなかった。気になる。

  • 和菓子に拘った内容にとても好感が持てます。
    あんみつをこれまであまり意識して味わったことが無かったので、色々な味のバランスを確認しながら食べてみようと思いました。
    みたらし団子の発祥と言われている下鴨神社前の店には行ったことがありますが、表面がサクサクした作りたてのみたらし団子も食べたいなぁ。

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著者プロフィール

東京都在住。電撃小説大賞で見い出され、メディアワークス文庫『お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂』がシリーズ累計40万部を超える人気シリーズとなる。メディアワークス文庫から刊行された青春小説『この終末、ぼくらは100日だけの恋をする』のヒットで新境地も開拓。

「2023年 『いらっしゃいませ 下町和菓子 栗丸堂7 日出処の和菓子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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