クラス会へようこそ あの頃の想い、取りに帰ろう。 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 77
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048651264

作品紹介・あらすじ

高校を卒業して5年ぶりの同窓会は様々な想いを抱えて参加する者ばかり。泉谷美貴もその一人で、性格が真逆な双子の姉・夕貴に扮装しある人に想いを告げるためにやってきたのだが、事態は思いも寄らぬ方向へ――。

感想・レビュー・書評

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  • 最初からドタバタハチャメチャな感じですが、そこが面白い。
    登場人物や視点の切り替わりは多めですが、それぞれ個性が違いすぎるので混乱せずに読めました♡
    一卵性双生児の2人の性格が極端に違いすぎるのも面白いポイント。
    恋愛要素は甘酸っぱくて素敵です。
    気付かないのか!?というツッコミを入れたくなる部分もありましたが、気軽に読めて楽しめました。

  • 癖の強い(強すぎる)登場人物が繰り広げるドタバタ劇で続きが気になりどんどん読んでしまった。登場人物には「こいつ悪いことするなぁ……」と思いながらも憎めない人達が多く、読後感はスッキリ。

  • 高校を卒業して5年後のクラス会が開催されたが、双子の妹が姉の代わりに出席したり、身代わり?で別の人が出席してたり、ハチャメチヤなクラス会が面白い。先生は酔っ払ってて何もならないし、こんなクラス会ある!?と思いながら楽しく読めました。

  • なんか変な人がいっぱい、、、

  • 双子の妹たる主人公は、姉に来ていた同窓会に
    姉のふりをして出席する。

    双子の妹である主人公から、元イケメンの男
    仕事の合間に演劇をする男、自称魔女に…と
    色々な人の視線で話がぐるぐる。
    そして事件も色々で、誰がどうかかわっていて
    どう解決していくのか。
    まさかそこに繋がる!? という驚きもありました。
    一番謎なのは、ふりをしてもぐりこんだ人、ですが。
    一体彼とどこでどうであったのでしょう??w

    近いからこそ見えていて、見えない良さと悪さ。
    それでも姉の事が好きだ、と言える主人公が凄いです。
    いやそれより、そんな姉に頼みごとをしようとした
    男もすごいですかね??
    一番すごいのは…先生かも、しれませんが。

  • 一応カテゴリを恋愛にしておく。社会人一年目のクラス会。群像劇すき。軽いのでスイスイ読める。面白かった。女の嫌な感じをリアルでコミカルに描いている。

  • 書店で目について買った本ですが、なかなか楽しめました。

    まあ、双子の関係については「ありがちー」とも思いましたが。
    章吾の言いたかったこともすぐにわかります。

    カクテルを手にしてすぐに飲まないのはちょっと違和感。
    私ならもらったらすぐに飲んじゃう。

    最後の先生のスピーチがステキでした。

    一番言いたかったのはここなんですね。

    それにしてもクラス会かあ。
    私は、中学のクラス会、やってみたい。

  • 【告白、復讐、秘密!? 5年前の様々な想いを抱えた面々に訪れた同窓会の騒動とは──。】

     高校を卒業して5年ぶりの同窓会は様々な想いを抱えて参加する者ばかり。泉谷美貴もその一人で、性格が真逆な双子の姉・夕貴に扮装し、ある人に想いを告げるためやってきたのだが──。
     サプライズの殺人事件や毒入りカクテルを使った復讐、ストーカーによる入れ替わりなど、次から次へと珍騒動が巻き起こり、事態は思いも寄らぬ方向へ。そして、ついに隠していた同窓会の存在が夕貴にバレ、会場で鉢合わせ!?ピンチを迎えた美貴の恋の結末は──?
     第18回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉受賞作者が贈る、ハートフル喜劇!

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著者プロフィール

1975年青森県生まれ。東京外国語大学卒業。『月だけが、私のしていることを見おろしていた。』で電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞し作家デビュー。シリーズに『東京すみっこごはん』『今日は心のおそうじ日和』がある。著書に『ベンチウォーマーズ』『ハレのヒ食堂の朝ごはん』『坊さんのくるぶし 鎌倉三光寺の諸行無常な日常』『世はすべて美しい織物』『時かけラジオ 鎌倉なみおとFMの奇跡』『いつかみんなGを殺す』などがある。

「2023年 『月はまた昇る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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