ゼロから始める魔法の書 (4) ―黒竜島の魔姫― (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048653060

作品紹介・あらすじ

大陸に流出してしまった【ゼロの書の写本】回収のため、次なる地へ急ぐゼロと傭兵。しかし、2人が乗る貨物船は大きな嵐にのまれ――辿り着いた島には“魔法”が普及した国家があった……。

感想・レビュー・書評

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  • 登場人物的には前巻とあまり変わらず。

    アルゲントゥムおじいちゃん、あっけなし。
    命が短いからこそ、その役割を誰かに継承しなくて良いのかしら。
    結構いろいろ疑問の湧き出る一冊で、竜が火山の噴火を守っていたなら、その竜がいなくなって大丈夫なんだろうかとか。
    お姫様は魔法を暴走させ続ける危険があって、ゼロに却下されたわけだけど、サナレが乗っ取れば暴走はなくなるのかとか。

    うーん。まあ、その内出てくるか(笑)
    今回は写本持ち越しの上、神父にも懐かれ?たわけで、まだまだ拡大路線辿るなー。

  • ゼロの故郷を目指す旅から一転、竜の棲む島に漂着。そこでは当たり前になっている「魔法のある」国での一悶着。ゼロとアムニルとの魔法を介したやり取りは共感者を得られそうなゼロが微笑ましかった。魔術師との出会いを経て竜退治。早々に再登場した“盲目”の神父。中盤から後半にかけてもなかなかに濃厚な展開で読み応えがありました。そしてラスト。327ページの挿絵にはゾクッときた。この後どう展開するか分からないけど、すごく楽しみになる一枚絵でした。

  • 流れるような物語展開に感心しっぱなしだった。

  • 宗教への盲信に対する生理的嫌悪感を体現した神父は、正直あのまま竜にxxされれば良かったのに、とか思ったけど、彼のおかげで傭兵の存在意義もそれなりに出てきて、妙な感じ。ゼロはあくまでも魔法に対して万能なだけで、優れた政治家でもリーダーでもなく、そこに興味もないところが良い。

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著者プロフィール

作家。東京都生まれ。『ゼロから始める魔法の書』で、第20回電撃小説大賞を受賞し、デビュー。同書は全11巻のシリーズとなり、漫画化、アニメ化された。
ほかの主な作品に「魔法使い黎明期」シリーズ(講談社ラノベ文庫)がある。ゲームのシナリオも手がけている。

「2022年 『呪イアツメ(3) 生け贄のコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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