- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048653879
作品紹介・あらすじ
人口の3%が殺し屋の街・博多に、巨悪なサイバーテロ組織が上陸。ハッカー暗殺を企む組織を調べる榎田に、逆に魔の手が忍び寄る。榎田暗殺を目論む組織が張り巡らせた罠に、林と馬場も巻き込まれていき――。
感想・レビュー・書評
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あとがきの「ちょっと危ない福岡」というか。
「かなり危ない福岡」がしっくりくる博多豚骨ラーメンズの4作目。
今回は榎田にスポットを当てた回。
榎田の意外な過去。父親との確執と後に分かった真相。
ラストのイラストも相まっていい感じに終わったかなと。
今回の敵キャラは今までより少し落ちるかな。
加えて馬場の見どころ、あまりなかったかも…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
博多にサイバーテロ勃発!天才ハッカーの生死は⁉︎
人口3%が殺し屋の街・博多に、日本中を騒がせる巨悪サイバーテロ組織が上陸!有能なハッカー暗殺を企む組織の存在を知り、調べを進める榎田。その頃、馬場探偵事務所に榎田を捜す依頼人が現れる。懐かしい人との再会と依頼に、榎田は決別したはずの過去と再び対峙することに。そこへ追い討ちをかけるように組織の魔の手が忍び寄る。榎田暗殺を目論む組織が張り巡らせた罠に、林と馬場も巻き込まれていき…。天才ハッカーの情報屋を狙って、博多に絶体絶命のサイバーテロが巻き起こる! -
保健所はそんな簡単に犬を譲渡しないと思う。ましてペット禁止のアパートに住んでる経済力もない人間になんて。
とちょっと気になることもあったけど、そもそも博多に殺し屋がウヨウヨいる世界に現実感を求めるのが間違っているような気もする。
それはそうと、この4巻では斎藤くんがかなりかわいそうで、彼の謎の幸運がなければ普通に5回くらいは死んでいると思うので榎田くんすごい!と手放しに褒められない気が。 -
舞台設定は非現実的だけど、殺し屋たちがその仕事内容の割に明るくて妙な人間味を持っているので残酷なトーンにならずに不思議と楽しく読めてしまいます。
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まさかの、榎田が主人公である。あとがきで作者自身も想定していなかったと書いているように(どうでもいいが、毎回あとがきで「この物語はフィクションで、実際の博多はこんなに危ない街ではありません」と書いてるのに笑う。そして福岡の人は逆に「修羅の国だから」と受け止めているのにも)、彼は本来脇役だからこそ輝くタイプ。ただ、まったくの謎だった榎田の人物像や過去が明らかになり、今まで単なるチートクラスの情報屋としか思っていなかった榎田が少し好きになった。土壇場での逆転劇も見事。
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シリーズ4作目もとても読みやすくてまたまた一気読みです。榎田くんの回でした。いいとこのお坊ちゃんだったのね榎田くん。林ちゃんとの背比べ合戦のオチに笑いました。それにしてもハッカーすごいな。パソコンを取られてもそれを逆手に取って…。今回も面白かったです。斉藤くんはいつまで不憫なんだろう…そろそろ就職を…。続きも楽しみです。
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ラストスパートの疾走感はやはりよい!
楽しい楽しい、秋のキノコ狩り -
情報屋 狙われる!
主役はきのこ君。
仲間達の連携プレー。
色々な伏線が!
劇の中止も最後で納得。