ヘヴィーオブジェクト 外なる神 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 113
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048654524

作品紹介・あらすじ

鎌池和馬がおくる近未来アクション最新刊!
超大型兵器オブジェクト八機が激突する!

「……狂ってる」
ギガントハスラー。それは四つの世界的勢力が各々自慢のオブジェクトを持ち込み、総勢八機入り乱れての巨大な合同軍事演習。もちろん演習なんて名ばかりで、実際に行われるのは本物の殺し合い。オブジェクト八機のバトルロイヤルを前に、お姫さまことミリンダ・ブランティーニは額に手を当てて、もう一度呟く。
「まったくかんぺきに狂ってる」
一方のクウェンサーは、完全にぶんむくれたお姫様の機嫌を取り戻せと使命を帯びる。 失敗はオブジェクトの支援中断を意味するぞ! 新型兵器の見本市へ決死のデートに挑む彼の運命はいかに……。
そして前人未踏のお祭り騒ぎの裏側では、「邪神の名」を冠する男が蠢いているらしく……。近未来アクション!

感想・レビュー・書評

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  • オブジェクト大運動会とスパイなニャル男の話。
    それぞれ個性有るオブジェクトやったな。

  • 鎌池のシリーズ物では一番好きなんだけど、あとがきの「一冊目以外は順番を無視してかまわない」というのは、内容、人間関係に進展はないよって事だろうな~ワンパターン居直り宣言?(^^;
    SFは好きだけど、科学、科学は苦手の文系人間として、専門的難しい部分は読み流すしかない。オブジェクトの形、性能、破壊方法手順から、アニメ化は無理だろうなぁ~登場人物はアニメ向きなのに(笑)まぁ、今回も期待を裏切らず楽しめました・・かな?

  • オブジェクト8体によるバトルロイヤル.
    だけど兵器が出張って来てるんだから遊びなんかじゃなくてマジ戦争.
    そんな戦場に介入してくる千の貌を持つ男,
    無貌の神,ニャルラトホテプ.
    というわけで,えすえふな本を読んでたら
    気付いたらコズミックホラーになってたぜ.
    そして基本的に動力炉の形とかそういう影響で球体なボディに紛れて
    人型の巨大ロボ「機械神」が.
    アトランティスストライク!
    レムリア・インパクト!
    ハイパーボリア・ゼロ・ドライブ!
    途中からもちろん嘘ですが.

    初営倉入りを果たしたクウェンサー氏,
    不味い飯から臭い飯にクラスチェンジですか.

  • 精神攻撃を主とする「第六の軍隊」をつくろうとするニュースメーカー。
    ニャルラトホテプ、ヨグ=ソトースとか某神話に出てくるような名前の諜報員が登場。
    白海方面での戦いから、カリバ方面合同軍事演習、ソベラニア方面動乱と続く。
    ニャルラトホテプの復讐が中心。

  • 操縦者の心理を狙った自爆攻撃。4勢力、各2機によるバトルロイヤルを経て、資本企業の大物を殺した工作員への対処を廻って、主人公コンビが敵対する話。

  • 隠匿のための名前にしたって安直。
    まあ、それがサブタイトルに繋がっているんだろうけど。

    最後のオチもいつもどおり。
    ある意味テンプレ化しつつあるかな。

  • お姫様とデートだったり上官が紐水着だったりもあるけど、いつもと違うのはちょっとした告白めいたとこまでやったことですかね。結局有耶無耶にされてしまったけど、むくれるお姫様が可愛かったのでいいか(← 今回のメインは心理戦。オブジェクトが8機も入り乱れる展開だってのに心理戦かよ!(笑)まぁ結局扱うのも人間だからってことですかね。漫才コンビが意見の相違で分かれるあたりも今までにないもので面白かった。しかしニャルラトホテプって名前はどうしても別作品のイメージが強くてなぁ(苦笑)

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著者プロフィール

電撃文庫『とある魔術の禁書目録』『ヘヴィーオブジェクト』『未踏召喚://ブラッドサイン』シリーズ著者

「2023年 『創約 とある魔術の禁書目録(8)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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