魔法科高校の劣等生(18) 師族会議編<中> (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 815
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048655125

作品紹介・あらすじ

将輝に『婚約』を申し込まれた深雪。
彼女が通う魔法科高校に、意外な人物が現れ……

世界中の魔法師が注目する師族会議は、何者かによる自爆テロによって幕を下ろした。この残酷な計画は、死体を操る魔法によって引き起こされていた。この魔法を手がかりに、企てた黒幕を追う達也。世論では、この事件によって、魔法師を糾弾する『人間主義』の勢力が日々拡大しつつあった。
そして、
「四葉家の司波達也殿がお前と同様、十文字殿の下で捜索に加わる。将輝、意地を見せろよ」
そう一条剛毅に発破をかけられた将輝は、『テロの黒幕』捜査メンバーである達也に対抗するように東京へ向かうのだった。そして、深雪に『婚約』を申し込んでいる将輝は、思い掛けない手を使って深雪にアプローチを試み……。
一方、絡まり合う人間模様と、日々悪化していく社会情勢の中、ついに『黒幕』の手掛かりを掴んだ達也。しかし彼の前に、思わぬ『第三の勢力』が立ち塞がる……!

感想・レビュー・書評

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  • 【再読】多くの世間様から魔法師たちがどう思われているか。それがハッキリした回でした。持たざるものの妬みの感情と得体の知れないものへの恐れが群衆行動となって現れるのは割と社会モラルが高い世界でも変わらないのだな。そして、いつの時代も狂信者ってのは手に負えないね。さて今回はさすがの達也も珍しく苦戦というか、色んなものに翻弄されてしまってますね。諸悪の根源である顧傑の何と迷惑なことか。

  • 上巻ラストの展開をそのまま引き続き、“魔法”について改めて考えさせられる巻だったな……と思います。
    司波兄妹を巡る恋模様あり、バトルもあり、めっちゃ気になる所で終わる中巻でもありました(笑)
    気になることだらけすぎる( *´艸`)♡
    もう上手く言葉に出来ん←

    ※いつにも増して雑な感想でスミマセン……

  • 師族会議編中。
    この巻はグジーと十師族の本格対決。追い詰めたけど米兵の横やりで逃げられてしまいました。
    そして、決定的なところまできてしまった、千葉兄。とうとう敵の手に落ちる。これは、次巻で悲しい結末への導線ですね。あと、この巻最後は深雪にも危機が。。。達也が先に向かい始めてるからこっちは大丈夫でしょう。
    千葉兄・・・なんか藤林さんとの絡みもあって今後期待だったのに。

  • 一条、真由美の横恋慕も加わり、あいかわらず困難なミッションを超人的にこなす達也。そろそろ負けたりしないか心配。

  • ライトノベル

  • 借りを作る、作らないが政治家の話術の見せどころ。
    相手の考えを理解したうえで、さらにこちらが有利になるように傾けるのは難しい。こういうのができたらいいんだけど。
    一条が、一高にくるのは面白いなあ。むしろ名前からして一高っぽいのに。
    ほのかの頑張りも、雫の義理も面白かった。

  • 中編も面白い。十師族がいまいち個性無い感じなのが気になるけど

  • 将輝に『婚約』を申し込まれた深雪。
    彼女が通う魔法科高校に意外な人物が現れ……

  • 物語の中編だったので、特に盛り上がるところもなく、話が進むのですが、お兄様キャラ変わった?
    周りの影響を受けて変わっていっているのなら良いのですが、話をコミカルにするためだけに変わってたのならヤダなあ。
    普段は感情の起伏が少ないお兄様が良い。

    ラストで美雪に事件が起こるので、次巻が楽しみ。

  • 世論を動かすのも面白い
    しかし飛ばして読んじゃったけど、なくても読める程度だったのが再確認できた

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著者プロフィール

電撃文庫『魔法科高校の劣等生』著者。

「2023年 『続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(6)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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