蜜色の恋 (B-PRINCE文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 66
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048655262

作品紹介・あらすじ

仕事の後は、あなたと甘い秘め事をv

公爵家の流れを汲む絵画修復士・青竜院柊真の屋敷で、図書室の蔵書整理のアルバイトを始めた優輝。「優雅なる紳士にして官能美術愛好家」だという柊真の屋敷は、彼が収集した数々の艶めかしい裸婦画で溢れていた。愛欲と絶頂に彩られた官能の館で濃密な時間を共にする二人は、次第に惹かれあっていき……。
柊真の手で愛を教え込まれ溺れていく、優輝が過ごす甘い悦びの日々v

感想・レビュー・書評

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  • ★3.6

  • 鳥谷センセの「恋色ミュージアム」も
    エロティックな彫像マニアの片鱗みえたけど、
    こちらは絵画編。裸婦やエロティックな構図の
    絵画ばかりクラッシックなお館に収集して
    いずれ官能美術館にしたいという夢をもつ
    変態紳士の攻め。豊富な絵画知識もたのしい。
    いつものお約束キャラ、美丈夫攻め様が今回は
    画商で美術修復士、料理上手で床上手と
    スーパーダーリンながら、ぷっと吹き出すフレーズも
    言わないのでほっとした。
    すっごい凶暴巨大武器が股間にあるらしいけど。
    あと、最近ご無沙汰の玉なぶり描写がいっぱいで
    うれしかった。
    69の最中に蜜の袋が攻めの乳首に引っかかるのが
    気持ちよくて往復するのが止まらない、
    っていう描写に大笑い。

  • 攻め:絵画修復士・青竜院
    受け:優輝


    不本意な出来事で大学院を辞めて再就職先の長時間勤務に身体を壊したのち自宅に引きこもってた優輝が従姉妹の紹介でバイトをすることになった先は絵画修復士の自宅にある万を越す蔵書の整理だった。
    由緒正しい家柄のお金持ちにも関わらず人当たりが良くてバイトの自分にまでお昼を手作りして出してくれる青竜院の人柄にすっかり好意を持ち始める優輝。
    自宅は彼の趣味である裸体やエロス溢れた美術品が溢れていて、、、。


    bーブリらしい甘さの中に鳥谷さんらしい変質攻めwww
    美術の部分など、多分に想像の域が多いだろうにそれをいかにもホントにあるかのような描写が楽しかったです。
    エチ部分もふんだんな情景描写で、濃いエチを堪能しました。

  • 絵画修復士のコレクションが、流石の鳥谷さん。

  • 超ボンボンの絵画修復士(31)×不運続きの元研究者(26)。
    裏テーマは1章1HENTAIだそうですwww
    でもれっきとしたロマンティックシンデレラストーリーで、うっとりしました!

    ハイスペックなスーパー攻様の柊真は、絵の修復だけではなく優輝の心の傷まで修復してしまう、それはステキな男なんですが、やっぱり群を抜いたHENTAI紳士でしたw
    毎回HENTAIネタが圧倒的に素晴らしい鳥谷センセです。
    リッチで気品あふれる洋館、貴重で高価な蔵書、名門貴族の血を引く絵画修復士…と、ノーブルでインテリジェンスな雰囲気満載。
    そこにドーンと登場する柊真の赤面ものの美術収集品w
    架空の作品だろうと理解しながらも、思わず検索したくなりました…
    こういうマニアックな知識だけでも、敬意を表したいです。

    優輝はとあるトラブルで、目指していたことを断念することになってしまった理不尽で辛い経験をしているけれど、その不幸があったからこそ最高の幸せをつかむ事ができたんですよね。周囲のあたたかい気持ちを素直に受けとめて真面目にがんばる優輝の仕事ぶりを、見てる人はしっかり見てくれていましたね。
    恋もHも初心者の優輝に、やさしくエロくかつ優雅に手ほどきする柊真のテクニックに目が釘付けになりました…
    薔薇のお風呂Hとか、ソファHとか、萌えました。

    優輝が柊真の過去に勘違いで嫉妬して悩むところも、初々しくてキュンときました。
    優輝の揺れ動く心情がすごくよく出ていて切なくさせられました。…エロ成分が多いけど、受の乙女心も細かく描写されてるから思わず話に入り込んでしまうんですよね。
    HENTAI忘れそうになるほど、ラブラブで甘いお話でした。

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著者プロフィール

とりたにしず・作家・新書館「スリーピング・クール・ビューティ 」にてデビュー。

「2017年 『淫竜婚姻譚 ~蜜蘭は乱れ咲く~ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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