菅野マナミ短編集 良い子さんと不良先生 (電撃コミックスNEXT)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 76
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048655347

作品紹介・あらすじ

「アット ビタミン」掲載の掲題作を始め、電撃大王ジェネシス掲載の『きつねとゆりこ』『彼女のひみつ』、TVアニメ『さくら荘のペットな彼女』の劇中内で使用した『なのはな荘』(椎名ましろ作)などを収録。

感想・レビュー・書評

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  • 読み切り集。上から目線っぽい言い方になるけど、徐々に作風が変わっていく様が見えてきてたのしい。昔はもっとファンタジックなもの(霊とか)も描いていたんだなぁというのと、それでも根幹にあるキャラクターのやり取りの可愛さは変わらないなぁというのと。

    さくら荘の漫画、懐かしい。そういえばこんな関係性の作品だったなーと思い出しながら読んだ。

  • 初めて読む作品ばかり。
    ファンタジー寄りな雰囲気で新鮮。

    「良い子さんと不良先生」
    地味眼鏡先生と、悪いことをしてみたい良子さん。これ好き。先生が天然たらし。声が小さいから近づいて言うの、きゅんとした。

    「彼女のひみつ」
    最後まで読んで驚いた。

    「きつねとゆりこ」
    幽霊が見える薊助と百合子。
    待って、じゃあなんできつねはあの制服?

    「ひなたと黒猫」
    ちょっとずれてる黒猫さん面白い。

    「まぼろし」
    絵を描く高校生男子と儚い雰囲気のお姉さん。
    構成が素晴らしい。まさかのギャップ。

    「夏」
    目付きが悪い女の子と幼馴染みの男の子。小学生の甘酸っぱい話。

    「狐の電車」
    名前に関するラスト2ページが素敵。

    「魔法使いのカノジョ」
    可愛い幼馴染みカップル。

    「視線」
    女子生徒と新任教師。たった2ページで恋する女の子の可愛さが詰まってる。

  • 美人ですら可愛い。

    表題作の不良先生も確かに美人なんですが、印象としては「可愛い」と感じる。
    同じようで異なる印象を同時に感じさせるという意味では、やはり菅野先生の絵は稀有な絵柄だなぁと。

    デビューからの短編が10篇収録されています。
    このうちツボに嵌まったのは…やはり「まぼろし」でしょうか。
    これはもう、年上おねーさんの「可愛さ」がこれでもかと描かれていて…正直、吹き出してしまいました。でもこの天然っぷりが可愛くて仕方ない!!

    そんなこんなで綺麗可愛い女の子・女性がたくさんの短編集。ちょっと不思議な話もあって、続きを読みたくなる作品ばかり。


    あ、それから眼鏡かけてた方が好みです。

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