ソードアート・オンライン プログレッシブ4 (電撃文庫)
- KADOKAWA (2015年12月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048655668
作品紹介・あらすじ
「……別にこれ、デートとかそういうんじゃないからね」
劇場映画化も決定したSAO最新刊!
自身の仮想体(アバター)の死が現実の死となるデスゲーム《ソードアート・オンライン》に閉じ込められて二ヶ月弱。攻略の最前線であるキリトとアスナは第五層へと到達していた。
迷路のような街並みと極端に森や川などの自然が少ないこの≪遺跡エリア≫エリアで、二人はゲームの醍醐味でもある≪遺物拾い≫をこなし、アイテムやコル(お金)を稼いでいく。一度第四層に戻り、ダークエルフの城主ヨフィリスから≪クエスト報酬≫をもらったのち、続いてキリトは街の地下墓地で発生する小規模な《クエスト》のクリアを提案する。アスナも賛同するが、それが彼女の不幸の始まりだった。
そのクエストには、強力なレイピア使いであるアスナがもっとも苦手とするモンスターが登場するからだ。
そう、墓地といえば――。
果たして、アスナは恐怖心を克服し、第五層を攻略できるのか……?
感想・レビュー・書評
-
これは、先のアインクラッド編のエピソードになります。
アニメではすっとばされたところなので、
こちらのほうは読んでいて面白かった。
20170731詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本編に比べて店舗もよく、ハラハラ、ラブラブで戦闘やその他もなかなか楽しめる。
-
★★★★☆ 4.5 年一回の「プログレッシブ編」。今回の舞台は第5層。意外なのは第1層のボス戦で指揮をとったディアベルの存在がDKBとALSの各ギルド、そしてキリトにも影響していること。死んでいなければ彼がSAOでの「英雄」になっていたかもしれないと思うと存在は大きかったのかなと読んでいて思った。読みどころが色々とあり、概ね楽しみながら読むことができたと思う。ネックなのは年1回の刊行ペース。どうにかならないものかな。早く続きが読みたいのに。
-
第5層は映画化されたこともあり、フロアボス戦がとても白熱したものとなって手に汗握る展開だった。アスナが地下でレイピアを無くして心細くなる描写やラフィンコフィンの裏側などハラハラドキドキでとても引き込まれる一冊だった。
-
第五層に到達したキリトとアスナは、このフロアのボスがドロップする「ギルドフラッグ」というアイテムの驚くべき効果を知ることになります。ギルドフラッグは、近くにいる仲間全員のステータスを上昇させる効果があるらしいのです。
現在、リンドが率いる「DKB」と、キバオウが率いる「ALS」は静かな対立状態にありながらも、ゲームを攻略するために曲がりなりに協力をつづけてきましたが、ギルドフラッグをどちらか一方のギルドが入手することで、この関係に大きな変化がもたらされることになるのではないかとキリトは危惧します。そして、じっさいにキバオウたちが抜け駆けでフロアボスを討伐することを計画していることを知ったキリトは、アルゴやネズハなどに協力を依頼し、自分たちが先にギルドフラッグを入手しようとします。
その一方で、二つのギルドの対立を煽るモルテとその仲間たちの暗躍もすこしずつ明らかになり、キリトやアスナの身にも彼らの手がせまります。 -
SAOP第4巻のサブタイトルは「冥き夕闇のスケルツォ」。10月22日にいよいよ公開される新作映画の原作でもある。
前半はアスナ目線による三人称、後半はキリトによる一人称「俺」で綴られるのは、第五層・遺跡の町の攻略だ。三層、四層で話の中心となったエルフクエストは一時中断し、ALSとDKBの二大ギルドの確執や、PK集団の暗躍、さらにはキリトとアスナの関係などが中心となる。
圧巻はクライマックスのボス戦だ。約50ページにわたって、詳細にバトルの様子が描かれている。ラストアタックをとるのは……(笑)。
正篇も含めてベスト級の作品で、ワクワクが止まらなかった。映画もとても楽しみだ。 -
ソードアートオンラインプログレッシブ第4巻。終わったはずの物語がまた動き出した。しかも詳細に。
という事で、本編では語りきれていなかったストーリーが毎回展開されるシリーズ。終わりあるのか?一層につき1巻な感じなので100巻まで続くのかも楽しみですね。 -
PKネタがメイン。このネタになると気が重くなる。
特に、口先だけで自分の手を汚さないのが気に入らない。ここが合わないんだろうな。
でも、ボスバトルは緊張感がたっぷりで楽しめた。 -
設定も登場人物もSAOのままで、と言うか改訂版になるんでしょうね。今回はわりとオーソドックスな第5層攻略がメイン。少数精鋭のメンバーで、阻害の裏部分が生きてくるのは次回からだろうなぁ、アスナのツンデレ?は相変わらずだが、キリトもちょっと鈍感から前進?(笑)しかし、本編、プログレッシブと・・やや飽きもきてるかな?なんせ、ゲームには縁も興味も薄い読者なんで~
-
電子書籍版の再読