さらば、佳き日 (1) (it COMICS)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
3.85
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本棚登録 : 498
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048656054

作品紹介・あらすじ

ある地方都市に引っ越してきた、広瀬桂一と広瀬晃。平凡な“新婚夫婦”として新しい生活を始めたふたりは、睦まじく穏やかな日常を送っていた。しかしふたりの陰には、大きな「秘密」があった――。

感想・レビュー・書評

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  • 帯を見た時、なーんだ近親相姦の漫画かーと思って読みましたが、なんて純愛なんだろう...と思いました。
    セックスもしてないのでギリ近親相姦でもないですし(今の所は)
    とにかく兄の事を思うアキラちゃんが可愛い、可愛くて可愛くて2人のイチャつきを見てて普通に面白いけども、どこか危ない匂いもする...
    そんな所がたまらないです。
    アキラちゃんと桂一が兄妹の関係から恋人、そして夫婦の関係になったのかが早く知りたいです。

  • 新人の初コミックス、かな。本屋でジャケ買いだったんだけど、大当たり(ジャケ買いで外れを引かなくなったのは、年の功)。互いに依存しあう兄妹を、恋愛以上に恋愛的に描く達観したストーリーが心地よい。思いがけずいいマンガに出会うことができて幸せな気分。

  • 兄妹の恋愛。これは前途多難すぎるでしょう。もっとどろどろとしているのかと思いましたが、淡々と進んでいきます。二人の恋の結末は、幸福なものになるのでしょうか。

  • 『さらば、佳き日』
    テレビ東京/毎週月曜放送
    2023年6月12日から

  • KADOKAWAセールで購入した非BL作品(全8巻)。
    最終巻8巻のみセール対象外なので、何かクーポンが来るまで待とうと思ってましたが、先が気になりすぎて待てませんでした(^_^;)
    全8巻、ほぼ一気読みです。

    まずは目を惹くのがこの表紙…
    とても美しいですよね〜。

    ヘタレで優柔不断な兄・桂一と、桂一の妹でしっかり者の晃を取り巻く人間模様を描いた物語。

    いわゆる近親ものとなりますが、それだけじゃなく二人の親友や親など、主要な人物がみんな何かを抱えて生きています…もうそれが…切ない(TдT)

    特に剛!!!剛の気持ちがたまらなく切なくて苦しくて、最終巻では大泣きしてしまった(´;ω;`)

    桂一と母親との関係、珠希と母親の関係、剛の気持ち、珠希の気持ち、そして桂一と晃の今後…いろんなことが全部都合良く解決して大団円じゃないところが逆に良かった。

    みんなこの先もいろいろ苦しんだり葛藤することもあるだろうけど、桂一も晃も剛も珠希もみんな幸せになって欲しい!!

    読了後に知りましたけど、
    茜田先生ってあのBL作家さんの別名義なんですね。
    なーるほど、読んで納得…私に刺さる訳だよ(^^)

  • 儚げで、丁寧な心理描写が美しい作品。
    しかし、キャラ作りに難ありだと思った。
    まず、ヒロインの唐突に使われる敬語は何?何か事情があるのか?と2巻まで読み進めたが特に何もなく。
    となると作者の好みか、ただのキャラ付けなんでしょうけど、違和感ありありで共感性羞恥になってしまいました。「〜ですよ」とか。決め台詞に使われがち。
    読んでいて引っかかるので過去に繋げたり意図的じゃないのなら敬語は無くした方が良かったかも。(3巻以降は未読)

    主人公の男の子の雰囲気や性格が1巻と2巻でだいぶ違っていて、別人かと思った。
    名前が出なければ誰が誰だかわからない。

    オムニバスのような感じで友達のエピソードも入るんだけど、それは僕的にはいらなかった。結構弛れちゃってたからササっと読み飛ばしました。特に興味を惹かれるキャラ設定でもなかったので。
    主人公二人だけの話をやってくれれば読みやすいと思うし、そういう漫画だと思った。

    あと、これは途中からはひたすら過去を描いている感じだと思うんだけど、時系列がよくわからないかも。

    んー雰囲気を楽しむ漫画かな。

  • なんの情報も知らずに購入しましたが、
    素晴らしかった。
    ひだまりより好きかも。

  • 兄と妹の関係性。次の巻は読まなくてもいいと思った。

  • 桂ちゃん、と晶が呼ぶ声が、桂ちゃんにいつも届いていますように。誰もが思うまま思う相手に思いを伝えられますように。

  • 雰囲気がいい、を極めたような作品。大して練られたストーリーでもないし、深くまで掘られた心情描写や宝石のような台詞や、見事なテーマがあるわけでもない。けれどそれなりに切実で、何より美しくて、丁寧にきらきらしたカットを積み重ねてゆくだけで、これほどにも胸が苦しくなるまばゆさが宿る。技術を越えたエモーションがあるのだ。才能のある漫画家だ。/(『オゲハ』に続き)これも絶対デビュー作なんて嘘だろ!と思って調べたらナント『ひだまりが聴こえる』の文乃ゆきの別名義だとか! 何なのCOMIC it、BL作家にNL(ノンケラブ)書かせる雑誌なの……? これは雑談ですが、何で名前を変えさせるんだろう……時代錯誤……。確かに同じ欠点(短所ではなく)は感じるけれど、『ひだまり~』よりも、いいです。

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