ココロ・ドリップ (3) ~自由が丘、カフェ六分儀で会いましょう~ (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 116
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048657686

作品紹介・あらすじ

変わり続ける人生に、ココロ解きほぐす待合室で珈琲を。ここは『カフェ六分儀』。

人は生きている限り、変わり続ける。だからこそ人生には、ふと立ち止まって自分を見つめ直すことのできる場所が必要だ。
ここは、東京・自由が丘、熊野神社参道脇に佇む『カフェ六分儀』。
店の顔である飾り棚に並ぶのは、宛名のない“贈り物”。
その等価交換を通じて自らと向き合えば、きっと一番大事なものが見えてくる。
ツンヘタレなアラサーシェフ作家と、珈琲を愛して止まないバツイチマスターが、香味豊かな一杯の珈琲とともに、あなたに幸せなひとときをお届けする物語。

感想・レビュー・書評

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  • 【変わり続ける人生に、ココロ解きほぐす待合室で珈琲を。ここは『カフェ六分儀』】

     人は生きている限り、変わり続ける。だからこそ人生には、ふと立ち止まって自分を見つめ直すことのできる場所が必要だ。
     ここは、東京・自由が丘、熊野神社参道脇に佇む『カフェ六分儀』。
     店の顔である飾り棚に並ぶのは、宛名のない“贈り物”。
     その等価交換を通じて自らと向き合えば、きっと一番大事なものが見えてくる。
     ツンヘタレなアラサーシェフ作家と、珈琲を愛して止まないバツイチマスターが、香味豊かな一杯の珈琲とともに、あなたに幸せなひとときをお届けする物語。

  • 六分儀のピンチを常連さんの協力でのりきります。
    その過程に人のつながりってとっても素敵だなっておもいました。

  • 面白かった

  • このシリーズはいつも妹からの譲受

    カフェ・六分儀
    美味しいコーヒーと、等価交換できる物が置いてある飾り棚
    この飾り棚の物を通じて、もつれた人間関係がほぐれていく。
    マスターの日高さんや推理や、アルバイトの知磨ちゃんの一生懸命さによって。

    今回は、ライバル店が現れ、店の存続にかかわるピンチ!

  • 本棚に積んだままだったのをやっと読むことができました。

    色んな人の想いや悩みを真摯に聞いて橋渡しをする。
    まさに人同士の待合室なカフェ、六分儀。
    「カフェ」「自由が丘」そんな言葉に惹かれて読み始めたこのシリーズも3冊目。
    相変わらず知磨ちゃんが面白い(笑)

    そして六分儀にもライバル店が現れ大ピンチ。
    閉店間際まで追い込まれます。
    そこで助けてくれたのは知磨ちゃんを通して六分儀に助けられた人達。
    愛されているんだな、って感動しました。

    最終回のような雰囲気だったけれど終わっちゃうの?
    まだまだ続き読みたいのに!!

  • 六分儀の絶体絶命に
    自分のやりかたで向かい合う
    知磨ちゃんと相変わらずの店主とコック

    贈り物の飾り棚がつなぐ
    人と人との途切れてしまった糸
    紡ぎ直したその糸は前より強くなる

  • 自由が丘というお洒落な街で、人と人とのつながりが素敵なお話。
    日高のような冷静で落ち着いた雰囲気の大人。
    気持にも行動にも少年が残っていそうな拓。
    どこまでも一生懸命な可愛い知磨。
    まわりにいる人もいろいろな事を抱えていながら、お互いのことを思いやっていて、こんな人たちに出会えた人もまた、素敵になっていくんだろうなと思います。
    こうゆうカフェが近くにあったらいいのに。

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著者プロフィール

第15回電撃小説大賞応募をきっかけに、2010年にデビュー。他の著作に『探偵先輩と僕の不完全な事件簿』『ココロ・ドリップ』『明日から本気出す人たち』(いずれもメディアワークス文庫)、『~覚醒遺伝子~ 空を継ぐもの』『ちびとも!』(いずれも電撃文庫)などがある。

「2022年 『江の島ひなた食堂 キッコさんのふしぎな瞳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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