さらば、佳き日 (2) (it COMICS)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 291
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (146ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048658584

作品紹介・あらすじ

新婚夫婦と偽って生活する桂一と晃。何故ふたりは「夫婦」になったのか、兄妹の過去をたどる第2巻。

感想・レビュー・書評

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  • 過ぎ去ったものを後から思い起こして作られた作品っていうのは、なんでか美しくて切ない。

    キラキラしてたり、苦しかったり、甘酸っぱかったり。
    そんな瞬間がもう不変の、完結されたものとして切り取られるからなんだろう。

    うまく言えないけどなんだかそんな美しさと切なさを感じる作品だ。

  • 光の表現のしかたが綺麗で好き。
    エピソードの一つ一つが丁寧に積み重ねていく。

  • 兄妹お互いに恋としての好きとは言っていないのに、お互いを大事にしているのがすごく伝わってくる。
    このままじゃだめだ、と家を出ることにした晃。
    家を出る最後の夜の「桂ちゃん知ってるくせに」というセリフがすごく好き…。
    この兄妹の恋を最後まで見守りたい。

  • ゲイの男の子と主人公を応援してしまう…笑だってかっこいいんだもの。

  • 幽霊部員だったけど演劇部に向いていたと桂一自身が思う理由が突き刺さる。あとカミングアウトが冗談だと受け止められた剛に、「好きって分かったのいつ?」と尋ねたのは、もう晃のことを自覚していたんだろうな。
    覗きの人物の描写は一度本閉じたほど怖かった。
    修学旅行先の京都で晃に紅葉を渡した男の子が可愛かった。
    ちゃんとした形で出てきてないけどお母さんはなぜ晃の進路に興味ないのだろう。
    桂一に対して依存のような関係で一度離れるべきだと晃は考えたのに、1巻のような関係になっているから、その過程を早く埋めてほしい。

  • 最初こそは晃の想いの方が大きいのかと思ったけど実は桂一の方が晃に入れ込んでいた、という感じ。どこまでももどかしい・・・・

  • 兄妹のもどかしい想いに今回も心がヒリヒリ痛みました。
    桂ちゃんもようやく思いをハッキリ自覚しましたが、良い方向に進むわけにいかないのが辛い。
    淡々と物語は進んでいきますが、細かい表情に光を感じられて息を呑む場面が多数。兄妹の恋愛というテーマを扱っても、やらしくならないのが凄い。丁寧な描写に目が離せません。

  • 兄妹の過去話が続く巻。早く現在に戻ってきてほしいな~。

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