GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン (9)上 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 142
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (808ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048658867

作品紹介・あらすじ

本能寺の変とはいったい何なのか?
川上稔が贈る学園戦国ファンタジー、第九話、開幕!

創世計画の鍵を握る本能寺の変が目前に迫る中、P.A.Oda五大頂の一人、柴田・勝家が突如、賤ヶ岳(しずがたけ)の戦いの開始を宣言。
"身内"の予期せぬ反乱に対応を迫られる五大頂および羽柴十本槍だが、柴田・勝家の真意は?
その一方でトーリ率いる武蔵勢は、三征西班牙からの要請で本能寺の変に向けた事前会議を行うことに。ところが戦争大好き副会長、正純の"問題発言"によって、両陣営一触即発の事態に!? せんそうしゅき……! しゅきなの……!
歴史再現のターニングポイントを前に、表面化する各勢力の思惑。果たして京の地で何が行われようとしているのか? シリーズ最大級の謎"本能寺の変"がいよいよ幕を開ける!
そしてトーリとホライゾンの関係にも大きな変化が――!!
人気シリーズ第九話、開幕からフルスロットル!

感想・レビュー・書評

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  • まずは、武蔵陣営が三征西班牙の副会長のフアナを相手に、交渉をおこないます。「京ルール」で対話が交わされるという条件がくわわって、すれ違いを含みながらも、どうにか交渉をまとめます。他方、P.A.Oda陣営では、柴田・勝家によって賤ヶ岳の戦いの歴史再現が開始されます。

    武蔵陣営では、トーリとホライゾンの関係が一線を越えることになりますが、ホライゾンのブレないキャラクターのせいで、雰囲気はいつも通りのギャグ・テイストです。浅間やネイトだったら、一般的なツンデレの枠内なのですが、ホライゾンだからなあ、というほかありません。

    P.A.Oda陣営内でのバトルは、キャラクターに思い入れがないせいか、あまり長くなるとちょっと飽きてしまいます。

  • ようやく上巻読了。

    いわゆる敵勢力同士の闘いとイチャエロだったので
    少しとっつきにくかったかも、

    まあ、いずれにせよ厚すぎて持ち運べないんだけど。

  • 歴史の転換点となった本能寺の変、いよいよ開幕。の前に柴田パイセンがヒャッハーした賤ヶ岳の方がバトルのメインの前巻です。どうしても柴田班は先が分かってるだけに、若干の寂しさが絡んで見える滅びの美学みたいなものが何とも心地よかった。そう感じられるのは日本人だからだろうか。もちろん次世代に託すことができるからすっぱり割り切れてる分もあるだろうけど、その分潔さがあってよかった。武蔵の外道どももそれはそれで大きな進展があったけど、こうもまぁ色気がなく進められるもんなんだな(笑)次は賤ヶ岳の続きと本能寺本編か。

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著者プロフィール

第3回電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞作『パンツァーポリス1935』にて作家デビュー。代表作は『風水街都 香港』『機甲都市 伯林』を始めとする「都市シリーズ」や『終わりのクロニクル』シリーズ、『境界線上のホライゾン』シリーズなど。

「2022年 『EDGEシリーズ 神々のいない星で 僕と先輩の超能力学園OO〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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