- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048659468
作品紹介・あらすじ
夏休み後半。安達のしまむらへの想いは高まり――。
女子高生二人の日常が、ほんの少し動き出す。
喧嘩の仲直りを経て、元の関係に戻ったかに見えた安達としまむら。しかし、安達のしまむらへの想いは、現状維持で満足することを許してくれず、流されるのでは無く、自ら先へ先へと進もうとしていた。
「しまむら、遊ぼう!」「え、無理無理。お盆は祖父ちゃんたちの家に行くから」
「そうなんだ……何泊?」「三泊四日の予定でございます」「じゃ、じゃあ。四日後、また来ても……」 「あー、じゃあ帰ったら電話するから」「待ってる」
しまむらを待ちきれず、電話とメールで連絡をしてしまう安達。そんな様子に、しまむらの中でも安達への想いが変わりつつあった。そして迎えた花火大会の夜。浴衣を身に纏い、お祭りの喧噪の中を歩く二人。安達のしまむらへの想いは、花火とともに大きく舞い上がる。
感想・レビュー・書評
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今回はしまむらの巻でした。何となく「フラグタイム」の村上さんと被ります。
ただ、しまむらの方はもうちょっと根が深そうなので、このまますんなりとはいかない様な。 -
安達のセリフがしまむらには違って聞こえてたのは意識の流れっぽかった
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やったぜ。
ゴンありがとうゴン。
今後を考えるとまだまだ不安だけども、とりあえず、祝…。 -
押しに押されてたしまむらさん、ついに落ちる。ここまで頑張った安達に拍手ですかね。これまでのもどかしい距離感も割と好きだったから、一歩踏み出した二人の関係がどうなるか、続きが楽しみ。…まぁ安達さんは今まで同様、基本空回るんだろうけどさ(笑)