オープンソース・クラウド基盤 OpenStack入門 構築・利用方法から内部構造の理解まで

  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048660679

作品紹介・あらすじ

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感想・レビュー・書評

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  • 素晴らしい。読む事でウオークスルーが可能。
    シェフと組み合わせてオートスケールが出来そう。

  • OpenStackの入門書として, 最初に出版された本. とりあえず基本を一通り知りたい人におすすめ.

  • OpenStackの構成要素を知りたくて読んだ。
    「入門」と銘打たれた本にも色々あるが、本書は正確な意味での入門書だと思う。掘り下げるには及ばないが、ザックリと全体を俯瞰し、「なるほどOpenStackは大体こうなっているのか」と理解するにはちょうど良い。
    更に詳しく知りたい場合は、公式ドキュメントや、もう少し分厚い本を読むのがよいだろう。

    ちなみに本書執筆時点は『Havana』が最新のリリースであり、この本で語られる「像」はHavanaがベースとなっている。
    続く『Isehouse』と『Juno』は「リリース予定」という段階で、更に現時点での最新リリースである『Kilo』は名前すら登場していない。

  • 「OpenStack は名前だけ聞いたことがある」というレベルなので、まずは概要を知りたいという目的で読み始めた。

    二章で RDO と Packstack を利用したクイックツアーと概要、第三章で構成要素、稼働プロセスについて解説されており参考になった。各構成要素の解説にて冗長化の要不要、方法等に言及されているので実運用を考慮したと思われる記載に好感を持てた。また、AWS の EC2 を参考に開発が進められているだけあって、EC2 の操作によく似ているなあと感じた。

    尚、五章では仮想ネットワークについて解説されていたが、個人的に仮想ネットワークに関する知識に乏しい為難しく感じた。

  • 有識者には物足りない内容だろうが、OpenStackを知らないが興味のある人にとっては全体像を掴める良書。タイトル通り、入門にはちょうど良い。

  • 何を今さら入門という感じではあるのだが、OpenStack 本読了。OpenStack のように、それこそ秒針分歩で進化し続けているソフトウェアについての本を書くのは大変なことだと思うのだが、筆者は OpenStack に関する深い見識から「アーキテクチャが成立したのは Grizzly」と断じて、このバージョンをもとに OpenStack のアーキテクチャ、基本的な構築方法、耐障害性設計、拡張性設計などについて解説している。全体的なアーキテクチャが丁寧に説明されているとともに、ところどころに OpenStack の発展過程が説明されているため、全体像を握みやすい良書。

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著者プロフィール

中井 悦司 (なかい えつじ)
1971年4月大阪生まれ。ノーベル物理学賞を本気で夢見て、理論物理学の研究に没頭する学生時代、大学受験教育に情熱を傾ける予備校講師の頃、そして、華麗なる(?)転身を果たして、外資系ベンダーでLinuxエンジニアを生業にするに至るまで、妙な縁が続いて、常にUnix/Linuxサーバーと人生を共にする。その後、Linuxディストリビューターのエバンジェリストを経て、現在は、米系IT企業のSolutions Architectとして活動。

「2023年 『JAX/Flaxで学ぶディープラーニングの仕組み』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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