- Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048660938
作品紹介・あらすじ
ごく普通の警備員の勇希は勤務先のビルで赤羽根ゴム工業の次期社長・陽生を暴漢から助ける。それ以来、陽生から一目惚れされてしまった勇希は、熱烈アタックされるハメに!甘いルックスに優雅な物腰、見た目は完璧な王子なのに何で俺なんだ!?なぜなら陽生はルックスを裏切る筋肉男子が大好きな本物のゲイ、しかも勇希こそ理想の相手だったのだ。駆け落ち・夢の四畳半同棲・初エッチ、濃くて胸キュンな愛とエロス満載!!
感想・レビュー・書評
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2016/05/16
将吾のお兄ちゃん、陽生編。
陽生が乙女すぎる!
そして、尽くす、尽くす!
なんて恋愛体質な兄弟なんだ…w詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大好きな「一途な夜」シリーズのスピンオフでした。社長の椅子と婚約者を捨てて男と駆け落ちした将吾の兄、陽生が登場。
弟の将吾のほうは、かっこつけの俺様だと思ったら実は口下手で不器用で、キュンとさせられましたが…
こちらの兄の陽生は、キザな殺し文句をサラリと言える少女漫画かHQの中に出てくる王子様のようなイケメンです。そして夢見るオトメンなのです。
でも、陽生も完璧なキラッキラ王子なのではなく、読み進むうちに重症な恋愛体質であることが判明します…
兄弟揃いも揃って残念だけど、そのせいでますますキュンとなってしまいました。
ハイスペックで王子様のような陽生が好きになったのは、自社ビルの警備員の勇希。勇希はガタイはいいけど、ごくふつうのノンケ男子。とても迷惑そうな勇希の態度にめげることもなく、ひたすらアタックしまくります。
勇希はまったくその気はなかったのに、男から見ても完璧な王子にせまられ悪い気はしなくて、「友だちからなら」とほだされてしまいます。
だんだんほだされて、気がついたらおとされていた…というその過程に萌えます。
そして、ズッキーニがライバルです…ww
王子はタクラミ系というほど腹黒くないのですが、一旦ロックオンしたら確実に仕留める、ものすごい粘り強さが素晴らしかったです。気長に構えているところがいいですね。
じれったくてベタな少女マンガが好き、というのに頷けました!
駆け落ちして神田川的なビンボー同棲することに憧れる陽生に大爆笑しましたが、ちゃんと夢をかなえていたのはステキだなと思ったり。Hをめぐるドタバタも楽しかったです。ラブラブを満喫させていただきました。
番外編で将吾×泰斗の仲のいい姿も見ることができて嬉しかったです。泰斗がズッキーニを形容する場面はツボにはまってしまい、大爆笑しました!包丁でズバンも笑い死にそうに…!続編、とっても楽しみです!! -
高スペックなのに乙女な陽生。
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シリーズの箸休めに~と砂床さん。声に出して笑ったシーンあり!筆休めになりました<(_ _)>
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一途な夜のスピンオフ
(将吾の兄・陽生編)
攻め:陽生
受け:勇希
がたいのしっかりした警備員の勇希は警備しているビルに入ってる赤羽根ゴムの社長の息子・陽生が襲われそうになったのを阻止した。それを見て陽生が求愛してきて…!
受けがガチムチで攻めが柔らかい感じというのが萌え萌えでした!
最後になるまでエッチをすることが出来なかったのも、それまで女性しか相手にしてなかった勇希には分かる気がしました。性急に繋がるのではなく、その気持ちが身体を開いていったんだなと丁寧に書かれていて良かったです。