なれる!SE (11) 絶対?管理職宣言 (電撃文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 427
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048662901

感想・レビュー・書評

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  • 計画的に転売され、窮地に陥ったDV社。なかなか工兵くん、立華ちゃんの気持ちが伝わらないのにはハラハラさせられたけれど、持ち前の運の良さと、前向きな姿勢が、かたくなだったDV社の社員たちの心を掴んでいく。その後は、DV社を採算とれる部門にしていく傍ら、気持ちよく、反撃。以前の話に登場する仲間?宿敵?たちも巻き込んで、打開していく様子にわくわく。SEでなくても、面白いと思います。

  • 夏海公司のなれる!SE 11を読みました。
    絶対?管理職宣言という副題のついた、なれる!SEシリーズの11冊目です。

    スルガシステムの新入社員、桜坂工兵は毎回の無茶振りも何のその、仕事をこなしているのですが、今回はスルガシステムが買収した会社の管理作業を振られてしまいます。
    六本松社長が利益が上がるはずと言って買収した会社は、コスト割れの保守契約案件に苦しんでいたのでした。

    部長代理という肩書きをもらってしまった工兵は収支を改善しようと奮闘するのですが、当の会社の社員からの協力も得られず、このまま行くと会社を精算するしかない、という絶体絶命の状況になってしまいます。

    物語はもちろん工兵の活躍により、打開策が見つかってめでたしめでたしとなるのですが、コスト割れの保守案件などということは他人事じゃないよなあ、と思ったのでした。

著者プロフィール

2007年『葉桜が来た夏』で第14回電撃小説大賞<選考委員奨励賞>を受賞。代表作に電撃文庫『なれる!SE』『ガーリーエアフォース』などがある。

「2021年 『僕らのセカイはフィクションで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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