博多豚骨ラーメンズ (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.64
  • (54)
  • (97)
  • (95)
  • (20)
  • (6)
本棚登録 : 1148
感想 : 96
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048663168

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • なぜか無性に再読したくなり、学生の頃以来の博多豚骨ラーメンズ!
    物語のテンポ感が軽やかで良い。個性豊かなキャラクターたちのポップ過ぎずクラシック過ぎない、程よい感じが疲れているなかの読書としてとても気持ち良かった!!
    最後の一文まで心地よく楽しめました!!

  • 福岡は一見平和な町だが、裏では犯罪が蔓延っている。今や殺し屋業の激戦区で、殺し屋専門の殺し屋がいるという都市伝説まであった。福岡市長のお抱え殺し屋、崖っぷちの新人社員、博多を愛する私立探偵、天才ハッカーの情報屋、美しすぎる復讐屋、闇組織に囚われた殺し屋。そんなアクの強い彼らが巻き込まれ、縺れ合い紡がれていく市長選。その背後に潜む政治的な対立と黒い陰謀が蠢く事件の真相とは―。そして悪行が過ぎた時、『殺し屋殺し』は現れる―。

    ブクログの献本で当選して手にした一冊。
    ラーメン屋の話かと思ったら殺し屋の話で驚いたが、サクサク読めました。それぞれの出会いが一つに繋がり、ハラハラドキドキしながら楽しめました。殺し屋の話なのにほっこりする場面もあって、是非続きが読みたいと思いました。
    ブクログさん、この一冊に出会わせてくれて感謝です。

  • これは、面白い!!
    メディアワークス文庫、面白いの多い。
    あのシーンは、目ん玉とびでるかと思った(笑)。
    最後の終わり方もいかすわ!!

  • 福岡県民だけどタイトルにホイホイされて買っちゃったよ。雰囲気はかなり殺伐なんだけど、みっしり張られた伏線全部回収してくるから読後感すっきりでした。にわか侍の正体は途中でなんとなく分かる、でも最後のオチは読めるかな?

  • リンちゃんなう
    リンちゃんなう
    マジ可愛い。
    一瞬考えた。
    「これ、現実だったらどうなるんだろう」と…。
    そして思った。
    「現実的に考えると、一般人はあっという間に消えるだろう…」……と。

  • アニメでハマって大人買い。

    1巻の流れはおおむねアニメと大差なく、馬場さんは格好良くリンちゃんは可愛かったです。自己紹介的な役割の1巻。

  • 楽しく読めました★

    続編が楽しみです。

  • オチまで痛快な群像劇。わかりやすさも良かった

  • テンポがすごくいい!!さまざまな事件が最終的にひとつにまとまり、解決されたのが爽快でした!個性的なキャラクターたちはお互いに協力し合い、敵対したい、とにかくページをめくる手が止まらなかった!

  • 殺し屋さん中心の物語ということで購入。登場人物が少し多めで、人物紹介イラストのないキャラクターを覚えるのは少々苦労しました。
     ストーリー展開はとってもリズム感があって面白かったです。久々に時間を忘れて読書に集中できた感じ。キャラも一人ひとりが個性的で、きちんとキャラが練られていました。私も見習いたいです←
     作者さんが野球好きということで野球の話を交えた文章表現が随所で見られます。野球好きな方ならわかりやすい例えなのでしょうが、野球をテレビで軽く見る程度の私には少しわかりづらかったりしました。けれども、
    「作者さんは本当に野球が好きなんだなー」
    っと感じさせられたのも事実ですし、この文章構成の仕方はこの作者さん独特の表現になってると思うので持ち味の一つに数えられるのかなーと思ったりしました。

    とっても面白かったです。これからも作者さんの作品を読ませて頂きたいなーと思っています

著者プロフィール

8月27日生まれ、福岡県福岡市在住。第20回電撃小説大賞<大賞>を受賞し本作でデビュー。趣味はプロ野球観戦と海外ドラマ鑑賞。明太子と猫と守備の上手い選手が大好き。2週間に1回はバッティングセンターに通い、いつかは100キロの球を打ち返せるようになるべく練習中。

「2023年 『博多豚骨ラーメンズ12』 で使われていた紹介文から引用しています。」

木崎ちあきの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×