男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 (2) ―Time to Play― (下) (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048663847

作品紹介・あらすじ

僕は、東京へ向かう特急列車の車内にいる。いつもの、窓側の席に座っている。五月晴れの空の下、まさに今、列車は動き出した。ホームの景色が、後ろに流れていく。隣の席は、あいている。似鳥は来るか?来る。僕には分かる。高校生にして電撃文庫で作家デビューを果たした"僕"と、クラスメイトで声優の似鳥絵里が、週一回、アニメのアフレコに向かう特急列車で交わす作家業についての会話。-それは、二度と引き返せない終着点へと進んでいく…。これは、僕が、やがて意識を失うまでの、走馬燈のような、お話。

感想・レビュー・書評

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  • ようやく、首を絞められている理由というか、シチュエーションが解りました!ふー、落ち着いた。
    でも、2巻の方が面白かったので、3巻も読もうかな。作家さんが書いているお話もなかなか面白くなってきています。ホムンクルスの石の話とか、なかなか良かったなぁ。
    そして、相変わらずラノベなのにエッチな挿絵すらない、安定感。スゴい。2巻も小学校からいけます。

  • 劇中劇でも細かい設定が作り込まれていてアニメ化になるような人気作と違和感なく思える書き方など丁寧な世界観の描写が話の展開を陰ながら支えていて面白かった。

  • 首を絞められた理由は 主人公に明かされるよりも前に
    ほんの少しの想像力でおそらく誰にでもわかる。

    一作目から この作品のミステリー性に着目して
    「首を絞められた理由と似鳥の正体」を探ろうと
    あちこちにある伏線(実際には伏線などという隠され方はしていないけど)を記憶の中に積み重ねていた。

    しかし似鳥の正体は見抜けないままだった。
    気づいても良さそうなのに…悔しい。。

    これからまだまだ楽しませてくれそうな新しい展開は
    P306の6〜7行目の一文が教えてくれる。洒落てるね。

  • 彼が首を絞められていた理由。
    今まで訪ねて来たことにどんな意味があったのかはわからないが、全ては最後の質問をする為だったのだろうか。
    彼女は何も気づかず質疑応答に答えてくれる彼をずっとどう思っていたのだろうか。

  • 下巻にしてついに首を絞められ終わった。(笑)
    この辺りの流れはさすが時雨沢先生という感じだった。

    上巻を読んで予想した展開は全く裏切られなかったけれど
    とてもおもしろかったし非常に読みやすい内容だった。

    主人公の”タイム・トゥ・プレイ”の一言にはぞくっとした。

    『ヴァイス・ヴァーサ』がスピンオフや読み切りとしてでも
    どこかで読める日がきたら面白いなと思う。

  • はい,読んだよ.
    馬鹿みたいに長いタイトルのラノベ2冊目.
    昨今長文タイトルが増えてきてると言ってもコレはちょっとやり過ぎだろ感の溢れてるラノベが.
    長文タイトルのブームによる略称の付け方の難しさを風刺したとかそういうアレがあるんでしょう.
    多分.
    もちろん個人的な感想であり事実と異なる可能性があります.

    しかしやっと首を絞められてる状況に追いついたな.
    まさか2冊目のほぼ8割が首絞められ中の走馬灯だとは.
    でも僕は3冊出てると知ってからこの2冊目読んでるんで
    今回も走馬灯で1冊まるまる引っ張ると思ってました.
    でも続いてるって事は次もまた首を絞められるのか?

  • 小説家と声優の話

    自分の思い描いていた方向に話が進まないとえぇ~~~って思っちゃうよね。
    でも、結局いい話であったりもするわけですよ!

  • 上巻から継続しての作家業解説が結構面白いのは筆力のなせる業か。若干の強引さも感じつつドラマ的にも楽しめた。

  • 似鳥がステラだってことはなんとなーくわかってたなぁ
    ラストはちょっとハートフルかな?
    続編が気になる
    続編はラブコメかな?

    読めたら読みたいなー

  • 09/28/2014 読了。

    図書館から。

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著者プロフィール

2000年『キノの旅 the Beautiful World』でデビュー。アニメ『ソードアート・オンラインII』の銃器監修も担当。

「2023年 『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインXIII ―フィフス・スクワッド・ジャム〈下〉―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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